[ ]お薦めの調律師は?
性能に対して演奏者と同じかそれ以上に意識レベルが高い人
調律師の仕事を部屋の掃除に例えると、私自身は掃除機をかけただけで満足していますが、うちの奥さんからに言わせるとこれでは掃除した内に入らないと不満です、これは技術の差よりも掃除に対する意識レベルの差です。
調律師の仕事もこれとよく似ていて技術力の差というよりも意識レベルの差にあるようです。つまり当たり前のことを順番通り手を抜かずにやれる調律師がお薦めの調律師ですが、この当たり前のこと(整調・調律・整音)をセットで行う調律師は極めて稀です。
定期メンテナンスも調律の他に、整調と整音を一通りチェックするには半日の作業時間が必要ですが、これが毎回きちんとできる調律師ならピアノも快適に仕上がるはずです。
具体的には作業に入る前に演奏者から現状の不満と希望(音色、タッチ他)を聞いて、作業終了後に演奏者に試弾してもらい、結果に演奏者が満足して作業完了になります。