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中古ピアノ選びの落とし穴

大半の方が中古車選びと中古ピアノ選びを同じように考えておられますが、中古車と中古ピアノでは選定基準が異なります。

中古車の場合はメーカー、年式、外装、車種、装備品、走行距離だけで選んでも大きな問題はないと思いますが、同じように中古ピアノを外装、メーカー、機種、年式だけで選ぶと大きな落とし穴があります。

中古ピアノ選びの落とし穴は?

①調整が出来ていないということです。
新品の出荷調整でも一通りやろうとすると手慣れた調律師でも販売店で3日間の作業時間が必要ですが、中古ピアノの場合は今までの悪い癖や錆を取り、リセットしてからの調整になるので、1台の中古ピアノをきちんと仕上げるには6日間程度の作業時間が必要になるので、採算割れになり特に安価な中古ピアノは調整が省かれていることです。



②そろそろ消耗品の交換が必要なピアノも多い
特にグランドピアノの中古品の場合は、かなり弾き込まれたピアノが多くなるので、特に代表的なハンマーや弦、フェルト類は交換が望ましいものが多くなります。
これを購入後交換しようとすると、一度ピアノを預かる必要もあり、往復の運送費や部品代、手間賃を考えると結局、安く購入したつもりが安い買い物ではなくなります。



中古ピアノは丁寧に試弾してから選ぶべきです

そのような理由から中古ピアノ選びはプロでも難しいのですが、ピアノが弾ける方なら購入前に丁寧に試弾すると、タッチや弾き難さや音色がある程度わかります。
それでも静かな自宅で心落ちつけて弾いてみると、それまで気がつかなかった不満点がたくさん出てきて、販売店に相談してもこんなものですと云われて、困まって弊社に相談される方が多いですが、これらは消耗品の寿命に加えて調整不足が原因です。

下記のvol.1からvol.5までご覧頂くと中古ピアノの調整の大変さがご理解頂けます

 

※ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

ピアノの性能で一番誤解されているところ、それは丁寧に調整されたピアノなら安価、高価に関わらず、粒の揃ったピアニシモが簡単に出せ、大きな音も力むことなく出すことができる表現力豊かなピアノになるということです。

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノ選びの前に資料をぜひご覧ください。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

弊社のグランドピアノの3日間の店頭での出荷調整作業を動画でお見せしています。
手間はかかりますが丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。尚、納入後のメンテナンスも同様の作業が必要です。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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