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グランドピアノの後づけ消音ユニットのご案内

今お使いのグランドピアノにも器種限定ですが、後から消音ユニットを取りつけることができます。

写真はグランド用の後付け消音ユニットの模型です。



従来の消音ユニットはアップライトが中心で打弦の勢いが強いグランドピアノの場合は事実上、適当な後づけの消音ユニットはなく、そのためヤマハとカワイのメーカーの工場で予めピアノ本体を改造した新品に限られましたが、今回ご紹介するのはグランド用の後づけの消音ユニットです。

消音の原理はアップライトとほぼ同じですが、ハンマーが弦を叩かないようにするための消音バーがアップライトのものに比べ、かなり強固なものになっています。



消音ユニットのポイントは、取り付けることによるマイナス、すなわち消音時、通常演奏時に限らず、いかにタッチに違和感なく演奏できるかというのが最大のポイントだと思います

続いて安価にできるか?ということと、将来住宅環境等が変わった時に、無理せず取り外しが出来るか?(簡単に普通のピアノに戻せるか?)というのがユーザーにとって特に大切なポイントかと思います

その点こちらのユニットは、従来のピアノメーカーの工場で新品時に取り付けるものと違い、ピアノ自体は加工や改造をせず、何本かのねじだけで取り付け可能なので、古いグランドピアノにも取り付け可能ですので、かなりの高得点が取れると思います。

 この消音ユニットの大きな特徴は2つあり、

①ひとつは消音バー付近に小型モーダー3個をつけて動かすことにより、強固な消音バーが使えるようになったことで、消音ユニットの弱点だったレット オフ(ストップ距離)を通常のピアノにより近づけることが出来るようになって、演奏時のタッチの違和感が軽減されたとのことです。

②もうひとつが、鍵盤の下に敷くセンサーを薄型にしたことにより、特別ピアノ本体を削ったり加工しなくてもよくなったことがあります。



ちなみのこの消音ユニットのメーカーはドイツのピアノディスク社の製品ですが、音源等は韓国の電子楽器メーカーでOEM生産をしているそうです。

この消音ユニットの輸入元は浜松のアサヒピアノさんです。

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植田 信五


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