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広島での定期メンテナンス風景のご紹介!

三木のブログより引用
定期メンテナンスで広島市に来ています、メンテナンスは、このように整調・調律・整音をセットで行なってはじめて快適なピアノの状態を維持できますが、これには手慣れた技術者でも1台半日の時間がかかるので訪問軒数は1日2軒が限界です。
 

ペトロフP125F1 ウォルナット艶消し仕上げ

弊社の定期メンテナンスの作業風景の一部をご紹介します

鍵盤下の掃除から鍵盤下の掃除から


ハンマーの進行方向の修正するために外しているところ


ハンマーの進行方向の修正(走り調整) このような紙を挟んで動きの方向を変えます。  

鍵盤の高さ調整 赤いクッションの下に数種類の厚みの紙を出し入れして隣同士高さを揃えます。

鍵盤の深さ(沈み量)調整 高さ調整と同じく紙を出し入れして隣同士同じ深さに調整

打弦後のハンマーストップ量(弦からハンマーまでの距離)を揃えます。 いくら深さを揃えても、このハンマーストップ量が揃ってないとかなり弾き心地が悪いです。

全てのハンマーを弦のど真ん中に当たるように修正。


弊社では定期調律と呼ばず、敢えて定期メンテナンスと呼んでますが、その理由は調律にかかる時間(1時間少々)よりも、このような整調の時間(数時間)の方が遥かに長い時間がかかりますし、この整調が完了してからはじめて調律を施し、最後の仕上げが音色の粒を揃える整音になりますので、定期調律という言葉を使う方が不自然だからです。

ピアノの調律とメンテナンス

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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