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グランドピアノの調整の基本、棚板調整のお話

グランドピアノの調整に入る前に、最初に土台になる棚板と筬(おさ)の無駄な隙間を無くするための調整が必要ですが、これを棚板調整といいます。

この棚板と筬の間が、室内の湿度や温度の変化で、どこかに余分な隙間が出来きると力のロスが生じ、叩く力が上手く伝わらなくなりますので、定期メンテナンスでも最初に必ず必要なことなので、メンテナンスを依頼される際にはお客さまは調律師が棚板調整をやるかやらないか一度チェックしてみて下さい。



ピアノ本体側に見える部分が棚板、写真の下部、鍵盤とアクションを載せている筬ですが、この筬がソフトペダル(左側)を踏むと筬ごと右に少しスライドします。

 

図の中央のネジ(ベッティング・スクリュー)で棚板と筬の隙間を調整します。



写真中央がベッティング・スクリュー

ベッティング・スクリューの反対側、棚板に接するボタンの写真ですが、これの出方をベッティング・スクリューで調整します。

筬を下からみた写真ですが、何か所か上の金属のボタン状のものが見えます。

この棚板調整の作業は、グランドピアノの最初に行うべき基本的な作業(土台)ですので、定期調律時にも、調律師は毎回最初に必ずチェックする必要があります。

これが上手く調整されてないと鍵盤を叩いた時に力が上手く伝わらず底なし沼?みたいな感じのタッチになる箇所が出てきます。

ピアノの調整とメンテナンス

ピアノの調律とメンテナンスについての詳しい解説

大半のピアノが圧倒的に調整不足ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノに何を求めるのか

最近、時間の余裕ができた妹が始めたのが習字と英会話の学習ですが、いずれも行政の援助がありグループレッスンということもあり授業料も千円と3千円で格安なようです。

ならばピアノは?と考えてみたのですが、グループでのキーボードレッスンはありますが、本格的なピアノレッスンとなると、個人レッスンでピアノも必要になるので、授業料も他の習い事のように格安は困難です。

しかしピアノの音色は実に魅力的ですし、プロの演奏のように上手くショパンが弾けなくても、もし自分の好きな曲、たとえば幼い頃歌った「夕焼け小焼け」を自分の感じるままにピアノで弾けたら自然に涙が出るほど感動するはずです。

弊社独自の調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します






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中古ピアノのリスクとデメリット

①大切な調整と整音が省かれている(デメリット)

中古品は今までの癖を一度リセットしてから再調整する必要があるが、そのためには最短でも1週間程度の作業時間が必要ですがそれには相当なコストがかかるので、販売価格を抑えるために大半の中古ピアノの調整投稿を表示が省かれる結果としてタッチが重く弾き難く表現力が劣るピアノばかりになる。

お子様にはどんなピアノを選んだら良いか?

浜松ピアノ店の中古ピアノが商品になるまで

 

②そろそろ消耗部品の交換が必要なピアノが多い(リスク)

代表的な消耗品のハンマーですが、そろそろ交換が必要な中古ピアノもあります。



同じく摩耗したり古く固くなったフェルトやクロスも張り替える必要があります

鍵盤のブッシングクロスの張り替えと再調整





③調律が短時間で狂うピアノもあります

古くなると弦を止めているチューニングピンが緩くなって調律がすぐ狂うピアノになりますが、その場合はピンを太いピンに交換して、弦もすべて新品に交換する必要があり、その為にはピアノを一度預かる必要があるので往復の運送費も含めれば30万円以上の費用が発生する


④設置環境が悪くて響板が割れたり響棒が剥がれて雑音が出る場合、修理費が高額になるので大概は廃棄処分になります。

響棒の剥がれで雑音が発生


響板が割れると響板の交換が必要になります


中古ピアノには目に見えないリスクがあり短時間の試弾ではわからないことが多いので、後々相当な修理費が発生することがあります。

You Tubeで音声でご案内しています

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