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アコースティックピアノはアナログ技術の塊です

AIとかプロミングや5Gの時代とかデジタル全盛の時代で便利は良くなったのですが、人間はアナログでありアコースティックピアノもアナログ技術の塊なので、人間とアナログ楽器はデジタル楽器より明らかに人間との相性が良いようです。

人間の魂に響くその音色はアナログ楽器ならではで、そのアナログ楽器の代表がアコースティックピアノですが、アナログ故に生き物に近く高度な出荷調整やメンテナンスが必要です。







アコースティックピアノは高度な出荷調整やメンテナンスが必要です。

アコースティックピアノはいくら高精度な機械で加工・組み立てしても、高級ピアノほど自然素材を多用しているので、最後は調律師の手で一つひとつ伸縮や歪みを丁寧に擦りわせ調整しないと本来の性能は発揮しません。

アコースティックピアノをより深くご理解頂くために

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの乾燥剤は不要です

ピアノ業界ではピアノの中に乾燥剤を入れる習慣がありましたが、よく考えてみると乾燥剤をピアノの中に入れても、その効果はほとんど期待できません。

その理由は、乾燥剤は海苔の入った瓶のように密閉された小さな空間で初めて効果を発揮するもので、内部が密閉されず空気が流れているピアノには乾燥剤を置いても効果は期待できません。

ピアノのは部屋ごとの温度・湿度管理が必要ですので、温湿度計で様子を見ながら、部屋自体の適切な管理が必要です。

ピアノ部屋の適切な湿度・温度とは?

厳密に決まってはいませんが室温20~24度、湿度50~60%と考えらえています。
これを安定的に保つと弾かない限りほとんど狂いません。

2千円前後で入手可能なデジタルの温湿度計

湿度設定が可能で、設定以上の湿度の場合のみ稼働します

冬場の乾燥時には加湿器も必要です


部屋の温度と湿度を安定させると、ピアノがほとんど狂わないのでメンテナンス費用も節約できます。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


真の高級ピアノとはどんなピアノのことか? №2

№1でシゲル・カワイがメーカーによる丁寧な出荷調整で性能をアップして、高評価を得ているというお話をさせていただきました。

その上でスタインウェイ等の1千万円クラス高級ピアノは、鍵盤の鉛調整を一鍵一腱行って鍵盤の重さを均一にしています。 その他のピアノは一鍵一鍵、鍵盤の鉛調整を行うことはせず、一律に機械的に鍵盤に鉛を埋め込んでいきますので、厳密にいえば重い鍵盤と軽い鍵盤が出てきて弾き難くなります。

鍵盤に埋め込まれた鉛

普通は鍵盤の鉛が線を引いて一律に埋め込まれています(写真はヤマハの鍵盤の裏側)

1千万円クラスの高級ピアノは、丁寧な調整をした後で、1鍵、1鍵、分銅で重さを測り、鍵盤の重さを均等にするために埋め込む鉛大きさと位置を設定します。

弊社の鉛調整作業を動画でご紹介しています

たとえ普通のピアノでも最高級ピアノのように丁寧な調整を行った上で、一鍵、一鍵、鍵盤の鉛調整まで行えば、安価なピアノでもそれなりの高級ピアノになります。

ディアパソンD-164Rが高級ピアノになりました!

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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