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チャイコフスキー国際コンクールに初めて中国製ピアノがデビュー

第16回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で二十歳の藤田真央さんの二位入賞のニュースが入ってきましたが、業界ニュースとしては国際コンクールに初めて中国のピアノ、YANGTZE RIVER が参入したということの方がインパクトが大きいようです。





YANGTZE RIVER



中国には30社以上のピアノメーカーがあるようですが、共産党一党独裁の中国では、純粋な民間企業というのはないようで、これと云った企業には国が最大限の援助をするお蔭で成長が早く、このピアノメーカーも創業が2000年だそうです。
そのような背景を知れば、トランプさんが中国にクレームをつけるのもわかります。





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


レトロなピアノ作りの純ヨーロッパ製ピアノ、ペトロフ

メードインインドネシアの段ボールがたくさんあり、ラインで流れる浜松のピアノ工場は何故か写真撮影が禁止されています、写されて困るもの(秘密)があるのでしょうか?

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ペトロフの工場は安価なアップライトピアノでも1台1台作業台に載せられ、個々のピアノ職人が1台1台作り上げている姿を見ると、悪く言えばローテクで効率が悪いですが、我々日本人にはとても新鮮で魅力的です。

日本のピアノ工場内は撮影禁止ですが、ペトロフ社は撮影が自由です。筆者撮影












低音域の巻線も機械巻ではなく手巻きです




お薦めブランド ペトロフ

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの大きさによる性能(音色とタッチ)差は?

最近はインテリアに似合う木目でコンパクトな良い音色のピアノを希望される傾向がありますが、性能(主としてタッチと低音域の音色)のことを考えると大きいピアノほど魅力的になります。

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大きさの違いとはアップライトでは背の高さ115cm~132cm、グランドは奥行き155cm~274cmのことを云いますが、鍵盤はどれも同じ大きさの88鍵なので横幅はほぼ同じになります。

具体的な違いは、
①大きなピアノは低音域の弦(巻線)が細く長く張れるのでその分、低音域の音色(響き)が魅力的になること

②鍵盤の大きさは同じですが、鍵盤はシーソーのような動きをしますので、大きなピアノは鍵盤の奥行きが長くなる分弾き易くなることです。



大きい方から云うとフルコサートピアノが奥行き274cm、セミコンサートで227cm、家庭用では210cmが大きい方になり、アップライトでは高さ132cmが一番大きいものになります。

フルコンサートピアノは、低音弦が長く張れ鍵盤の奥行も長くなるので弾いて気持ちが良いですが、設置場所の確保とお値段も2千万円前後になります。



これを予算と性能の折り合いから考えると、比較的安価なピアノでも大きなピアノを選べばその分魅力的になりますが、小さなピアノで弾いて気持ちが良いピアノは安価なピアノでは実現が難しくなります。

アップライトピアノの鍵盤とアクション



グランドピアノの鍵盤とアクション





ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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