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塗装修理の藤田さんが久々に弊社に来店!

久々に藤田ピアノ工房の藤田さんがお弟子さん二人を連れて弊社に来店してくれました。

昔はどの業界にも職人さんと呼べる人がたくさんおられましたが、今はピアノ調律師を含め職人気質を持った若い人がいなくなり、特に塗装修理は汚れる仕事なので若い人には敬遠されます。

そのような背景のなかで藤田さん自身が40歳?と若いのですが、今回は二人の若いお弟子さんを連れて来店いただき心強く思いました。




塗装修理のなかでも難しいのは木目や艶消しのピアノですが、これらは小さな傷でも修理後が残らないように仕上げるのはなかなか大変です。

塗装修理は誰が見ても一目瞭然なので誤魔化しがきかず、なかでも出張の傷修理にはたくさんの道具を持参しなければならないのも大変です。
 
ご紹介した藤田ピアノ工房の藤田さんの連絡先です
 大阪府摂津市鳥飼本町2-4-5 TEL090-1574-0983 

前回、藤田さんに弊社まで出張塗装修理をお願いした時の写真です。





ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


メンテナンスの品質でピアノの性能が決まります

メンテナンスの品質と云われてピンとくる方はほとんどおられないのではないでしょうか。

ピアノには調律が必要ですが、実はピアノという楽器は内部に複雑なメカニズムを持っており厄介な楽器ですが、このメカニズムが上手く機能しなければどんな名器も鈍器なります。

調律は勿論ですが、複雑なメカニズムの修正と擦り合わせ調整と最後に快適な音色の粒に揃える整音が定期メンテナンスでも必要ですが、これを精密に行うのが高品質なメンテナンスということになります。

定期メンテナンス、きちんと出荷調整がされたピアノでも通常半日はかかる作業です






















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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの違いは?

ヨーロッパのピアノと国産ピアノの違いは何ですか?というご質問をよく頂きます。

構造(仕組み)自体は新品も古いピアノ、メーカー、国籍を問わず同じですが、違いは考え方の違いです。

生産性を重視したピアノ作りが国産ピアノ、楽器としての音色や響きを重視したのヨーロッパ製ピアノという分け方があります。

スタインウェイのアクション

ペトロフのアクション

ヤマハのアクション

ヨーロッパ製のアクション取りつけネジが金属
写真はペトロフピアノのもの

日本製はアクション取りつけネジはプラスティック
写真はヤマハピアノのもの

スタインウェイのペダル部分


ペトロフのペダル部分


ドイツの老舗ブランドのフォイリッヒのペダル部分(中国で委託生産)

 

ヤマハのペダル部分

ペダル部分を拡大、木と板バネを使用したヨーロッパブランド(ペトロフ)

木の代わりに金属パイプにコイルバネを使ったペダル部分(ヤマハ)


基本的に同じ構造ですが、細かく見て行くと違いがわかります。

アクションは打弦時に振動が出ますが、しっかりねじ止めできれば問題ないのでプラスティックであろうと金属であろうと性能には関係ないように思いますが、コストと生産性を重視すればプラスティクになります。

ペダルのバネもオン、オフだけならコイルバネでも良いのですが、板バネはハーフペダルやクオーターペダル(ペダルの効果を少しだけ使う)の時に有効です。

ただ、これらは細かく見ていけばという話で、楽器の本質である音色や響きにはほとんど影響はないように思います。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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