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スタインウェイGPを2階へ手作業で吊り上げ納品しました!追伸

今回は2階上げにクレーンが使えないので、庭から柱を組んで6人がかりの原始的な吊り上げ作業になりました。ユーザー様が作業風景を送ってくれましたの再度ご報告します。なかなか見ることのない貴重な作業風景だろうと思います。

通常はトラックに備え付けのクレーン(ユニック)で二階に搬入します

2階へ鉄の柱を2本立てて上から滑車で引っ張り上げます


こんな形でピアノが登っていきます

2階の手テラスまで上がったピアノ、この状態からテラスに引き込みます

運送屋さんが撮影した2階上げの作業風景の動画


運送屋さんが撮影した2階上げ作業風景の動画

苦労して無事2階に運ぶことができました

ピアノを組み立て中です


東京都世田谷区成城にて  ピアノはスタインウェイ M-170  今回の運送費 35万円

お奨めブランド スタインウェイ


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


調整の概念を家の掃除に例えてご説明します

ピアノのメンテナンスは整調・調律・整音の三つの作業をやる必要がありますが、一番知られていないのが整調(調整)についてです。

ピアノという楽器は他の楽器と違い、木とフェルトを主体として鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦する複雑なメカニズムを持ち、そのメカニズムに木やフェルトと云った自然素材を使う以上、いかに高級ピアノであっても鍵盤からアクション・ハンマーやダンパーに至る部分に必ず自然素材特有の伸縮や歪みが発生します

この伸縮や歪みを技術者の手によって一つひとつ修正してから、それらの擦り合せ調整を丁寧にするのが整調(調整)という作業ですが、この整調(調整)なくしてはいかなるピアノであれ、本来の性能を発揮できません。

整調(調整)ですが、新品でも手慣れた調律師でも一通りやるには3日間、中古品であればその倍以上の時間が必要になるので、手間がかかり過ぎるので今では超高級ピアノも手抜きになっています。

作業時間のイメージ図


整調(調整)作業を家の掃除に例えると、私の場合は掃除機をかけたら掃除が完了でそれ以上何をするのか?と感じ方ですが、うちの奥さんから見ると埃だらけで水回りやお風呂の清掃もできていないし押し入れの中も整理整頓できていないので、これでは掃除したうちに入らないということに似ています。

ピアノの整調は掛け算になります

しかも家の掃除は足し算ですが、ピアノのメカニスムは全てリンクしているので、整調は掛け算に似ているので作業工程を省いたり、一つゼロがあれば整調の効果が大きく低減します。


丁寧な出荷調整(納品前の調整)で本当のピアノの性能が決まります!


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ヤマハからスタインウェイに買い替えなかったお話

ご近所にお住いの開業医のお医者(男性)さんが、「やはりスタインウェイでないとダメなのか?」と何かご来店いただきました。理由は、ヤマハのグランドのC3を10年ほど使用されていますが、どうしても我慢できないところがあり、ヤマハのコンサートチューナーの方に3回ほど診てもらったが一向に不満点が解消しないとのことでした。

そこで弊社の技術者がご不満があるというヤマハC3を、丸2日かけて調整をして快適なC3に生まれ変りました。



その後「今度、学会で東京に行くのでその機会に家族も同行してスタインウェイとファツィオリを試弾してきます、但し、植田さん、スタインウェイとファツィオリを試弾して感動したら買いますが、感動しなければ買いませんよ」と念を押されましたが、購入後の部屋の改造の話までされて買う気満々で上京されました。

その後、弊社にご報告に来られまして「試弾しましたが特に感動しませんでした、なので当分、今のC3を弾きます」とのことでガックリきましたが、この時、たとえ普通のヤマハのC3でもきちんと丁寧に調整するとスタインウェイやファツィオリと云う高級ピアノと比較しても、そんなに劣るものではないということを改めて感じました。

ピアノの調律とメンテナンス


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植田 信五


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