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浜松の竜洋工場でディアパソンピアノの試弾・選定をしませんか!

カワイの浜松の竜洋工場の正門
ディアパソンのご試弾、選定室は右の建物の中にあります。


 
メーカー工場ならではで、出来立ての新品の同型機種を3台並べての試弾や選定が出来る場所は他にはないので、ピアノのことはよくわからないからと仰る方も多いのですが、やはり、工場まで来て試弾や選定するいうのは、それなりの意義があり何よりも良い記念になります、もちろろん、ご試弾、つまり試し弾きだけでも大歓迎です。
 
ところで選定のコツですが、どれも一定の水準を満たしているのでどの1台を選んでも問題はありませんが、判断に迷ったら、一番元気の良いピアノ、つまり鳴りが良いピアノを選ぶのが良いと思います。

その上で、タッチ感とか音色、個々の響きの伸びとか細かいところは、後から弊社(或いは浜松在住の技術者の山原氏)の方で行う出荷調整(整調・調律・整音)で何とでもなります。
難しいのは、鳴りが悪いピアノを鳴りを良くするのはなかな難しい作業です。

写真は、東京のからのお客様の山原氏立ち合いのディアパソンの選定風景です。

弊社は上記の写真のように、原則として浜松在住の職人技術者の山原氏が選定の立会いとお手伝いをさせていただき、その場でお客様のタッチや音色等の細かいご希望を直接お聞きしてから、そのご希望に沿って山原氏の出荷調整で仕上げてから出荷するのが弊社の流儀です。

こちらはディアパソンの試弾風景です。


交通のご案内(浜松駅からの無料送迎)
新幹線の浜松駅から竜洋工場までは車で30分前後かかりますが、弊社の方でお車での無料送迎の手配をさせていただきます。

土、日、祭日は工場がお休みですが、ご予約いただけば選定作業は可能ですので、ディアパソンピアノのご試弾、選定をご希望の方は、ご希望器種等も含めて、お気軽に弊社までご相談下さい。
 
お薦めブランド ディアパソン
 
 
  
 
 
 
  

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


四国メンテナンスに行ってきました

代替テキスト

2日間の四国出張メンテナンスが終わり、ただいま岡山へ帰っています。写真は初日目の朝です。

 

 

香川県M様宅でマンションからの素敵な眺めを堪能しつつ、完成したばかりの防音室に感動でした。同じピアノでも場所(環境)によってこんなにも違うのかというくらい心地良い響きになっていました。

 

 

 

K大学にあるペトロフP135です。

 

外譜面台、トーンエスケープ、ソステヌート付き、木製センターレール、レンナーアクショとペトロフのアップライトピアノの中では一番ハイスペックな仕様になっています。

もちろん音色も響きもバツグンです。

 

 

 

 

高知県H様宅ではアップライトとグランドの2台を丸一日コースで作業していました。

 

 

 

最後に小学一年生のKちゃんが弾いてくれて、また一段と腕をあげていました。

 

隣のアップライトピアノと弾き比べて
「どっちが好き?」と聞くと、

「イチゴが好き」と答えるKちゃん。

それ弾く直前に食べたイチゴのことやないか〜い!
相変わらずマイペースなKちゃんでした。

 

香川県Mさま、K大学さま、高知県Hさま
ありがとうございました。

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


献奏という言葉をご存知でしたか?

ここでいう献奏とは、亡くなられた方が生前に好きだった曲を、葬儀の場で演奏しその方を偲ぶものです。

チェコのプラハにて、筆者撮影


 たまたま演奏依頼の仕事があり、知り合いのピアノ先生にお電話したところ、毎日寝る暇が無いほど忙しいとのことで、その訳をお聞きしますと、これは以前から小耳には挟んでいたんですが、この先生、葬式でピアノを弾かれています。

しかも傘下の先生も何人も抱えてプロダクションをされており、たくさんの葬儀会場と契約しているのですが、最近は献奏の依頼が多く、忙し過ぎて、これ以上に仕事が増えると、もう死にそうなのだそうです。
 
忙しい訳は、葬儀の前日の夜10時以降に曲目が決まるから
   
忙しいのはオーダーが多いことも理由の一つですが、実は演奏する曲目のオーダーが葬式の前日のお通夜が一段落した夜の10時位に、親族が話し合って故人が生前に好きだった曲を決めるそうです。

葬儀の前日の午後10時以降に演奏する曲目のオーダーが決まるので、必然的に楽譜等の準備やそれを葬儀用にアレンジをする必要があるので、どうしてもその作業が夜中になるので大変なのだそうです。

明るく元気の良い曲でも、悲しそうにアレンジして情緒たっぷりに演奏しなければ列席者の共感を得られないので、これがまた大変なようです。
 
昔の懐かしのメロディーがほとんどだそうです
 
どんな曲のリクエストがあるかお聞きますと、「水戸黄門」「鉄道唱歌」「美空ひばりナンバー」「石原裕次郎ナンバー」「仰げば尊し」等、さすがにひと昔前の曲が多く、若い先生など知らない曲も多いのだそうですが、これらの曲を悲しそうにアレンジして、全部ピアノで演奏します。

葬式会場には簡易デジタルピアノを自前で持ち込み演奏するのですが、これも演奏者が自分で運ぶんですが、女性ということもありデジタルピアノでも、結構重くて大変だそうです。

一同、ピアノ演奏に涙するそうです!

でもアナウンスの方が、今一度、故人に最後のお別れをしてください、というシーンで演奏を始めるのだそうですが、会場では演奏が始まると、どっと涙が溢れるのだそうで、ピアノ演奏の効果は抜群だそうです。

これからますます高齢化社会になるので、注文は益々増える傾向にあるようですが、演奏者からすると、本人が生きてる間に早めの曲のオーダーをしておいて欲しいところですが、こればかりは難しいようです。

葬儀生演奏のお仕事
  

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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