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ピアノの選びの方もいろいろです

都内港区ファツィオリ・ジャパンにて代表のアレック・ワイル氏と筆者


ブランドイメージとご予算に応じて新品や中古品のご購入を検討される方が一般的ではないかと思いますが、ここでは少し別の観点をご提案したいと思います。

ピアノの場合は基本設計がどれも同じなので、あまり興味がない人にはどれも同じように聴こえるようですし、特に演奏が得意でない方にとっては良し悪し、好き嫌いの判断が非常に難しいのが現状ではないかと思います。

ピアノ選びのもう一つの観点(コストパフォーマンスが高い)

もう一つのピアノの選びの観点ですが、現在のメーカートップの経営哲学や組織(会社)の体質から、ピアノ選びを考えるという観点があります。

有名なブランドではスタインウェイ、ヤマハ、カワイがありますが、たぶん皆さん、それらのメーカーの企業体質や経営トップをご存じの方はほとんどいないではと思います。

一般的に有名ブランド(売り易い)ほどブランド料が価格に上乗せされて高価格になっていますが、逆にコストパフォーマンスが高いピアノは、価格の割に高品質で、価格と品質を総合的に考えるとコストパフォーマンスが非常に高いピアノも存在します。

たとえばイタリアの高級ピアノのファツィオリピアノは新興のメーカーですが、現役創業者のパオロ・ファチィオリさんが「スタインウェイより弾き手のためのピアノを!」という高い理想で立ち上げ、最高級ピアノだけあり使用材料も考えらえる世界最高品質の物が使われています。

ファツィオリピアノの創業者で現在も代表のパオロ・ファツィオリさん


ペトロフピアノはヨーロッパの老舗メーカーですが、創業家一族の5代目のスザンナ・ペトロフさんが現在社長で、今では台数ベースではヨーロッパ最大のメーカーになっています。

ペトロフ社の5代目社長のスザンヌ・ペトロフさん、社長室にて筆者と

このように創業者やトップの顔が見えるピアノメーカーは、今では極めて少数ですが、トップの哲学(顔)が製品の品質にも大きく反映されるという意味でとても重要です、ピアノ選びはトップの顔を見ることも、ピアノ選びの大きな判断基準になるのではと思います。

チェコから弊社に来店いただいたペトロフ家5代目のヘトロフ社の社長(スザンヌ・ペトロフさん、写真右奥)近所のうどん店にて

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弊社のお薦めブランドもご参照下さい


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノメンテナンスの作業時間と性能差

ピアノの調律(調弦)だけの作業時間は通常1時間少々で完了し代金は¥20,000-前後と云ったところが般的な相場ですが、これだけだと年々弾きづらく(表現力の劣る)なり音色や響きも劣ってきます。

ピアノはメカニズムの丁寧な擦り合わせ調整が必要です

本来のピアノメンテナンスは?

本来のピアノのメンテナンスは部屋の音響と弾き手の好みに合わせた最適なタッチ、音色、響きになるように整調・調律・整音をセットで行なうメンテナンスが理想です。

ですから本来あるべきの定期メンテナンスは、先ず最初に行うのは鍵盤から始まるメカニズムの調整が必要です。その調整が済んでから調律を行い最後に音色の粒を揃える整音が必要です。そのため作業時間は定期的なメンテナンスでも最低でも約半日になります、さらに本格的にやれば2日~3日以上かかる作業になります。

ピアノという楽器は、内部のメカニズムに木とフェルト類を多用しており、それらに絶えず歪みや伸縮が発生し、鍵盤を通じてその複雑なメカニズムを通して、いわばリモートコントロールで打弦する仕組みですので皆様の想像以上に厄介な楽器です。

それらのメカニズムを調律師の手で丁寧に擦り合わせ調整をすればするほど表現力豊かな魅力的な音色のピアノに仕上がります。

ホールのスタインウェイは普段の調律以外に、毎年2日かけて調整作業を行います

スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差









ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ部屋の音響は重要です

ピアノ等の生楽器は、演奏空間の音がそのまま伝わるので、快適な響きを持つ部屋の音響が非常に重要ですが、その割にあまり注目されていません。





防音と快適な音響を施したマンション、天井に空間を取り、音圧を配慮して壁には拡散パネルが設置されています。  都内南麻布にて  ピアノはファツィオリF212
 


弊社が管理しているホールの反響板 客先に届く適切な反響版が必要です

浜松ピアノ店の3Fホール 天井がもう少し高ければ良いのですが、でも良く響きます。


良質なピアノ選びは勿論ですが丁寧な整調・調律・整音と、温度と湿度の管理に加え部屋の音響の考慮する必要があります。

重要なはずの音響ですがほとんど話題になりません。

音響の失敗例

過去に弊社がピアノを納入したある多目的ホールでは、ピアノはスタインウェイを購入して頂いたのですが、音響板まで予算がないということでそのままオープンしました。

さっそく地元の演奏家がピアノとのフルート?のアンサンブルを試みたところ、相手側の音が聞こえず、急遽、簡易型の移動反響板を用意しましたが、設置に手間がかかる上、見栄えも悪く不評をかっています。


もう一つの失敗例

都内品川のマンションで防音工事を完了されてから、3世代でお使いになるということで素敵な木目のGPをご購入いただきましたが、防音の再工事をされることになりました。理由をお聞きすると大奥様が歌をやられるのですが、全然、声が響かないそうで、やむなく防音の再工事になったそうです。

防音、音響のプロ、テクニカル・サウンドの中辻社長(右)と筆者
関空の近くにあり、筆者は2度も勉強にお邪魔しました






防音・音響対策を詳しく勉強されたい方は下記のHPで解説しています。

ピアノの防音対策

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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