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定期調律代の料金と性能の違い

調律代金についてよく問合わせをいただきますが、実は作業内容で費用も違います。

調律とは
約230本の弦を引っ張り正しい音の高さに合わせる調整(所要時間1時間~1時間半)のことを云います。

一般的な調律代金は?
ピアノの調律代金は地域により若干異なりますが、所要時間1時間30分前後の定期調律(半年~1年)で、アップライト¥15,000~グランドピアノ¥17,000~と云ったところが一般的な相場です、尚、乾燥剤は不要です。

※乾燥剤は瓶のように密閉された空間では有効ですが、空気が循環するピアノでは意味がないので不要であり、別に除湿器の設置が必要です。

ピアノのメンテナンスは調律だけでは確実に性能が劣化します。

整調・調律・整音をセットで行なう浜松ピアノ店のメンテナンス風景

弊社の定期メンテナンスの考え方は、先ずは鍵盤・アクション・ダンパー等の整調を行い、一連の整調が完了してから調律、最後の仕上げが整音というもので所要時間は3時間~4時間です。

但しこれは最初にきちんと整調(出荷調整)をされたピアノの場合で、そうでない場合は8時間~が必要です。

本来のピアノの定期メンテナンスは?

 販売店が出荷調整(新品で3日間、中古品は約その倍以上)を行った上で納品、お届け後は、部屋の音響と弾き手の好みに合わせた最適なタッチ、音色、響きになるように、毎回、整調・調律・整音をセットで行なうのが納入調整や定期メンテナンスの本来のあり方で、こうしなければ本来の快適なコンディションを維持できません。

作業時間が約半日必要になりますので、料金は調律だけより高くなりますが、調律に整調と整音の作業を加えることで初めて快適な性能を維持できます。

ピアノの調律とメンテナンス

 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


古いピアノの魅力について

修復されたクララ・シューマン(シューマンの奥さん)愛用の1877年製のグロトリアン・スタインヴェック


新品は高価なので安い中古品をという考え方が一般的ですが、古い良質の中古品の中には、今の新品ピアノのように安心だけど個性がなく、どれも似たようなピアノになっているのとは違い、文化的、民族的に独自の個性的な魅力を持つピアノもあります。

上記のピアノは約146年前のピアノですが、このピアノでシューマンの曲をメインのピアノコンサートをしたいピアニストやピアノ愛好家は私が知っているだけでたくさんおられます。

天然記念物の岡山県北の醍醐桜にピアノに聴いてもらうという粋な主旨で、スタインヴェックをわざわざ持ち込んでのピアノコンサートをした時のもので、演奏はアメリカ人のルース・フレンチカ先生です。

 

1869年に開校された明倫小学校に地域の人々から1918年に寄贈されたペトロフピアノを地域の人々がリニュアルして、現在の京都芸術文化センターで、1918年製のペトロフピアノでのコンサート風景です。

NHKで浜松の職人として何度も取り上げられた浜松在住のピアノ職人、森重氏がリニューアルした1969年製のヤマハです。再塗装して猫脚に仕上げました.

こちらも森重氏の作品で1971年製のヤマハU1ですが、元々は黒艶出しのものを塗装を剥離して、木目の艶消しにして脚も猫足に仕上げました。

このように古い国産ピアノでも手間をかければ新品以上に魅力的なピアノとして蘇りますが、ヨーロッパ製の中古品のように高額での販売は難しいので、ビジネスとしての旨味が少ないのですが、ご試弾頂くと、個性的で魅力的なピアノとして評価していただけるのではと思います。

 外装が醸し出す雰囲気もさることながら、音色や響きも今の新品ピアノにはない、魅力を感じていただけるのではないでしょうか。

中古ピアノのメリット・デメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


全てのピアノは云わばセミオーダー品です!

1千万円クラスのスタインウェイであろうと安価なヤマハの中古ピアノであろうと、全てのピアノは本来、出荷前(納品前)に販売店で3日(24時間)以上を使って動的メカニズムの精度を上げるための整調が不可欠であり、納入後のメンテナンスも部屋の音響と演奏者好みのタッチや音色に仕上げていくように、調律だけでなく整調と整音を同時にやる必要があります。

つまり従来のように調律だけではなく整調・調律・整音をセットで丁寧に行う必要あります。

こうすれば同じピアノでも、セミオーダー品のように自分で誂えた独自の魅力的なピアノに仕上がっていきますが、現実には大半のピアノでこの工程が省かれています。

販売店やメーカーの幹部さえも、この整調の重要性を悪気でなく本当に知らないようで、そのためにHPの主張も「たくさんの有名ブランドのピアノを展示して、お値段もお安くします」という主張が多く、ピアノの整調・調律・整音について具体的な表記はほとんど見られません。
 
ユーザーの方々に整調とその内容、重要性と必要性をご理解いただければ、ピアノに対するこれまでの見方や扱いも変るものと期待して情報提供をさせて頂いています。

動画で詳しく解説していますで、ご覧ください。
ピアノの調律とメンテナンスについての詳しい解説 












整調の有無や違いは確認のチャンスが少ない

調律は狂っていればすぐわかると思いますが、整調の有無は、同じピアノをビフォアー、アフターで比較試弾できればすぐにわかるのですが、それには時間的な制約があり現実には困難ですので、整調の有無の違いが分かりづらいという問題があります。

整調の有無に一番気づかれるのは、実は弊社で整調したピアノに買い替えられた時です。よく整調されたピアノは、力まなくても、自然に自分の思ったような音が出せるので、今迄のピアノと自然に弾き方が大きく変わってきます。

納入後しばらくしてお客様宅にお邪魔して感想をお聞きすると「自分の演奏はパワフルと思っていたが、それは単に力んでいたことに気がついた、今度のピアノは弾き易く、自分の思ったような演奏ができるので、お蔭で自分の出す音を良く聴くようになった」というような感想を頂きます。

このように、いつも整調不良のピアノを弾いていると、知らず知らず力んで乱暴で雑な弾き方が身についてしまいますし、逆に良く整調されたピアノをいつも弾いていると、自然に丁寧で表現力豊かな演奏をするようになります。

浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

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