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NHK Worldの「Core Kyoto」でペトロフピアノが紹介されていました!

Modern Kyoto: The Ancient Capital's Aesthetics Shape the Future
(現代の京都:古都の美学が未来を創る)というタイトルに合わせてNHKが、中村大三郎の絵(モダン女性の草分け)を模して作った和服を着てペトロフピアノを弾く女性。

1860年代の日本の近代化における京都の活性化、革新と伝統の歴史は京都人の寛大で適応可能な精神によるということで、その模範例が、この着物を着た女性がピアノを弾くという絵だそうです。





京都芸術センターのHPで、ペトロフピアノを以下のように説明されています。

「ペトロフ」とは、大正期に音楽教育のために地域の人々から明倫小学校に寄贈されたチェコ製のグランドピアノです。1910年にペトロフ社によって製造されたこのピアノは、2004年から続く「ペトロフピアノ・コンサート」へお越いただいた方々の協力のもと修復され、2008年に本来の姿と響きをとり戻しました。そして、今もなお、その優雅な音色を響かせています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


タッチは重い方が良いか、軽い方が良いか?

多くのホールにあるスタインウェイの鍵盤(タッチ)は、世界的にも一番軽いピアノで、正常なスタインウェイの鍵盤の重さ(タッチ)は、S-155~B211までは47gの重さで鍵盤が下がり(ダウン)、20gの重さで上がる(アップ)するように設計されており、これは世界的にも一番鍵盤(タッチ)が軽いピアノです。

鍵盤の重さはダウンとアップのバランスの上に成り立っていますのでどれが正解と云うのは難しいのですが、鍵盤が重いと云われる場合の多くは、調整不良のことがほとんどではないでしょうか。
 
たとえばホールのピアノの管理担当者の知識不足(温度と湿度管理が不十分)が原因で、本来の整調が崩れた結果、鍵盤が重く弾きづらい状態になっていることも多いようです。

このように鍵盤が重い原因は大概は調整不良ですが、元々鍵盤が重いピアノやハンマーを交換した時には、最適な鍵盤の重さにするために鍵盤の鉛調整が必要です。

丸く見えるのが鍵盤に埋め込まている鉛です。

ヤマハGPのハンマー交換時の写真ですが、錘を使って何グラムで鍵盤が下がり、何グラムで鍵盤が上がってくるかというアップとダウンを調べているところですが、これから全ての鍵盤のダウンを48g、アップを20gに統一するための作業をします。


新しく鉛を入れる所に穴を開けます

古い鉛の穴を閉じます

このように古い鉛の穴を閉じてから、別の個所に鉛を入れます


古いピアノはハンマー交換と同時に鍵盤の鉛調整をするのが理想的ですので、このように丁寧に仕上げるとかなりの手間がかかります。

鍵盤の重さは個々のメーカーの考え方や個人の好みによって多少異なりますが、ここでは皆様にハンマー交換の際は、鍵盤の鉛(重さ)調整が不可欠ということも、ぜひ知っていただきたいことです。

余談ですが、輸入高級ピアノの場合は、今回の作業にようにメーカーで鍵盤ひとつ一つを手作業で鉛調整をして均一なタッチを実現していますが、国産ピアノの場合は、工場での機械的な鉛のはめ込み作業なので鍵盤の重さに最初から多少のばらつきがあります。

中古ピアノのメリット・デメリット

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植田 信五


定期調律代の料金と性能の違い

調律代金についてよく問合わせをいただきますが、実は作業内容で費用も違います。

調律とは
約230本の弦を引っ張り正しい音の高さに合わせる調整(所要時間1時間~1時間半)のことを云います。

一般的な調律代金は?
ピアノの調律代金は地域により若干異なりますが、所要時間1時間30分前後の定期調律(半年~1年)で、アップライト¥15,000~グランドピアノ¥17,000~と云ったところが一般的な相場です、尚、乾燥剤は不要です。

※乾燥剤は瓶のように密閉された空間では有効ですが、空気が循環するピアノでは意味がないので不要であり、別に除湿器の設置が必要です。

ピアノのメンテナンスは調律だけでは確実に性能が劣化します。

整調・調律・整音をセットで行なう浜松ピアノ店のメンテナンス風景

弊社の定期メンテナンスの考え方は、先ずは鍵盤・アクション・ダンパー等の整調を行い、一連の整調が完了してから調律、最後の仕上げが整音というもので所要時間は3時間~4時間です。

但しこれは最初にきちんと整調(出荷調整)をされたピアノの場合で、そうでない場合は8時間~が必要です。

本来のピアノの定期メンテナンスは?

 販売店が出荷調整(新品で3日間、中古品は約その倍以上)を行った上で納品、お届け後は、部屋の音響と弾き手の好みに合わせた最適なタッチ、音色、響きになるように、毎回、整調・調律・整音をセットで行なうのが納入調整や定期メンテナンスの本来のあり方で、こうしなければ本来の快適なコンディションを維持できません。

作業時間が約半日必要になりますので、料金は調律だけより高くなりますが、調律に整調と整音の作業を加えることで初めて快適な性能を維持できます。

ピアノの調律とメンテナンス

 

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