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中古ピアノの購入を検討されている方へ

最近の中古ピアノの実態

 日本国内には程度の良い年式の新しい中古ピアノの数は少なくっています。
しかも大量の国産中古ピアノが中国に輸出され続け、今ではもう国内には、めぼしい中古ピアノは少なくなってきています。

そんな背景から不要ピアノの買い取り広告が目立ち、買取り競争の激化でお店の買取価格も急上昇してきています。

しかも古い中古品が再販されることも多くなっていますので、消耗部品の寿命が心配なピアノが多くなっています。

※ピアノの消耗部品はハンマーや弦、フェ ルト類ですが、これらの交換には相当なコストがかかり、販売価格も新品並みになりますが、性能的には新品より魅力的になります。

外装は再塗装、内部の主要部品を高級部品に交換、弊社1Fに展示中



 

中古ピアノは新品以上に丁寧な整調と整音が必要です

中古ピアノを快適なピアノに仕上げるには、今迄の癖を無くすために全てを一度リセットする必要があり、鍵盤調整やアクションやダンパー等の整調や、ハンマー整形や整音作業など新品の何倍もの調整作業(整調・調律・整音)が必要です。

現状では極力安価な中古ピアノを希望される方の多くがピアノの未経験者の方なので、短期間で故障しない限り、タッチや音色に関してはクレームにはなりません。

しかし表現力豊かな演奏をめざす方や、大人が趣味で演奏(腕に関係なく)楽しむことを考え、少しでも性能(タッチ、音色、表現力)を期待するなら、元々消耗品の程度の良い中古品を選び、それを丁寧に再調整(整調・調律・整音)された中古ピアノの中から選ぶ必要があります。

個々のピアノのコンディションや十分な調整の有無の判断は、一般にはなかなか難しいのですが、ピアノを少しでも経験された方なら、ご自身で実際にピアノを少しお弾きになってみれば、ある程度の判断はできると思います。

中古ピアノのメリット・デメリット

弊社1Fに展示中の中古アップライトピアノ



 弊社1Fに展示中の中古グランドピアノ


ピアノの精密調整や業界事情も良く分かる資料2点を無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


貸ピアノ練習室と貸ホールが好評です!

ネット情報によると、最近は物を所有する喜び(物欲)よりも、むしろ行為や体験自体に価値を見出す人が増えてきたようで世の中の価値観もずいぶん変わってきているようです。


ピアノ業界でも予算や住宅事情、防音問題等で、安くて維持費がかからないデジタルピアノ(電子キーボード)が人気なようです。

ただ物事にはプラスとマイナスの側面があり、デジタルピアノは安価で便利が良いのですが失うものも多く、反面、生ピアノは高価でメンテナンスも面倒ですが実に魅力的です。

そんな事情もあり浜松ピアノ店では、ピアノ教室の空時間を利用して、教室のグランドピアノを一般に貸し出しを始めたんですが、ネットと口コミで利用者が徐々に増えてきて、今では音楽教室の収入を教室GPのレンタル収入に迫るほどになってきました。

2Fに3部屋あるピアノ練習室1時間千円(税込)



2Fの2台設置の貸ピアノ練習室ですが、2台使用の場合は¥1500-(税込)

3F貸ホール 1時間¥2500~¥3000(税込)


グランドピアノを自宅で思い切って弾けないという方のご利用をお待ちしています、詳しくは下記ページをご参照下さい。

貸ホールと貸練習室

こちらもご研究下さい。
ピアノの調律とメンテナンス


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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


秋の夜長にこの1冊はいかが vol.1

まだまだ暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

8月も残すところあと1週間ほどになりました。学生の皆様は夏休みの宿題に追われている頃でしょうか?私の学生時代はもちろん・・・(ご想像にお任せします)。

さて、昨夜のTVでロシアのウクライナ侵攻からちょうど半年が経過した、というニュースを見て思い出したある1冊の小説をご紹介します。

 

 

<革命前夜(文春文庫)文庫ー2018/3/9>

 

内容は以下のとおり

『ベルリンの壁崩壊直前の冷戦下の東ドイツを舞台に一人の音楽家の成長を描いた歴史エンターテイメント』(Amazon紹介文より)

 

フィクションではありますが、東西冷戦下の史実が垣間見えるようで、音楽に向き合いながらも時代背景に翻弄されていく人々の様子も描かれていていろいろと考えさせられます。

作中にいくつか音楽の曲名も登場するので、音楽に興味のある方は何度もいろんな読み方ができるのではないでしょうか。

 

読書感想文に追われている学生の皆様には、やや厚みのあるページ数かもしれませんが、堅苦しくなくとても読みやすいので、お時間に余裕があればぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

皆様ご来店の際に、読後の感想や他にこんなお薦めの本があったなど情報交換や音楽談義などもできればいいな~と思っております。

 

以上、学生時代を過ごした音楽の街-国立-の本屋さんで偶然見つけた1冊のご紹介でした♪

機械いじりが好きです!

丹藤 奈々代


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