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ピアノの性能は調整と部屋の音響で決まる

性能はピアノ自体の基本性能に加え、部屋の音響と丁寧な調整・調律・整音で決まります。
ですからいくら高級ピアノを購入にしても他の2つの条件が満たされないと満足な性能を発揮しません。

この事実を一般の方もメーカー、ピアノ販売業者もあまり理解されているようには思えません。

それは一等地にあるメーカーの旗艦店のショールームで試弾するとわかりますが、メーカーの経営幹部もこれらのことに十分な認識がないので、折角メーカーの旗艦店のショールームで高級ピアノを試弾しても値段の違いほど性能差を感じることは少ないのではないでしょうか。









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


鍵盤の鉛調整を待つディアパソンピアノ

ご注文頂いているディアパソンDG-166が店頭での出荷調整が完了したので、これから鍵盤の鉛調整を始めるところです。

丁寧な出荷調整に鍵盤の鉛調整をやると見違えるような快適なピアノになります。

ディアパソンのグランドピアノが高級ピアノになりました!


埋め込む鉛の位置と大きさを決めていきます



後から消せるようにチョークで書いていきます






新しく適正な位置に穴を開けます


弊社の鉛調整作業を動画でご紹介しています






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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


鍵盤の鉛調整のご依頼が増えました

スタインウェイ等の高級ピアノは、メーカーの工場で丁寧な調整をした上で、鍵盤を一鍵一鍵、アップとダウンを計測して鍵盤の鉛の位置を決めるので鍵盤のタッチ(重さ)が均一になります。 

しかし日本は高級ピアノでもメーカーが丁寧な調整をしないので鍵盤の鉛調整も一鍵一鍵行うことが出来ず、機械的に鍵盤に鉛を埋め込んでいくので、仮に後から丁寧な調整を行っても重い鍵盤と軽い鍵盤になる分、弾き難くなります。

弊社では納品前に丁寧な出荷調整を行うので、その際にもうひと手間かけて鍵盤の鉛調整(10万円)をお勧めするので最近は鍵盤の鉛調整を希望される方が増えました。

鍵盤の鉛調整を行うには、その前に丁寧な調整が必要なのですが、後から依頼されると先ずは全体の調整が必要な上に、アクションと鍵盤を弊社にお預かりする必要があるので二重手間になります。

ピアノの鍵盤には鉛が埋め込まれています

 

国産ピアノは高級品でも鍵盤の鉛は線上に一律に埋め込まれています(写真はヤマハの鍵盤の裏側)

本来の高級ピアノは丁寧な調整をした後で、1鍵、1鍵、分銅で重さを測り、鍵盤の重さを均等にするために鉛大きさと位置を個別に設定します。

 

鉛を抜いた穴には埋め木をします


計測後、新しく鉛を埋める穴を開けます


普通のピアノでも、丁寧な調整をしてから、一鍵、一鍵、鍵盤の鉛調整まで行えば、より表現力豊かな高級ピアノになります。

弊社の鉛調整作業を動画でご紹介しています


ディアパソンのグランドピアノが高級ピアノになりました!

 


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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