ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノの寿命について詳しく解説します

鉄やプラスティックは経年劣化で弱くなりますが木材は年が経つ程に堅く強固になります。その特性ゆえにストラディバリウスのような古い弦楽器が高く評価される訳ですが、木材を主材料にしたピアノも弦楽器と同じことが云えます。

ただピアノは響板も大きく内部には金属の弦やフェルトや皮革、ブッシングクロスと云った消耗部品がたくさん使われていますので、これらの消耗部品を交換するには手作業になるので大変な労力(コスト)が必要になります。

大きな面積を持つピアノの響板



たとえばピアノの響板は何枚もの木を繋いで出来ていていますが、古くなると繋ぎ目に隙間が出来て雑音が出ることがあります、響板を埋め木修理するためには一度弦を全て外さないとならないのでコストがかかります。

ピアノの代表的な消耗品のハンマー

使用すると弦溝が出来ますので、ハンマーの弦溝を削ってハンマーの形を整えます




ハンマーフェルトを削る余地がなくなるとハンマーの交換が必要になります


ピアノ内部にはたくさんの皮革も使われています


鍵盤にもたくさんのブッシングクロスも使われいますがこれも消耗部品です(赤い部分)

アクションにもたくさんのブッシングクロス使われています(赤い点に見える部分)

もちろん弦も消耗部品です

また余談ですが、グランドピアノのアクションは1970年代に今のダブルスプリングになりましたが、それ以前のものは旧式のシングルスプリングで、現代のもの比べて連打が効かず(もたつく)弾き難くなっています。

旧式アクション(シュワンダー)と現代アクションの違いについて

ピアノが古いから劣るということではなく、古いピアノもまだ消耗品がしっかりしているピアノなら一度リセットしてから丁寧に再調整すれば新品時並みの性能を発揮します。

ただ新品の出荷調整(納品前の調整)でも3日はかかりますが、これが中古品の場合は一度リセットしてからの調整になりますので新品の倍以上の手間がかかります。

中古ピアノが商品になるまでの弊社独自の作業工程

また消耗部品が寿命の場合は、すべての消耗品を交換してやるとコストはかかりますが、調整次第では今の新品より魅力的なピアノになる可能性がありますが、お値段も新品に近くなります。

結論としてピアノの寿命は、手間(お金)さえかければ優に100年以上は大丈夫ということになります。

ピアノの寿命

中古ピアノのメリット・デメリット

ピアノの性能(タッチ、音色、響き、表現力)を大切にお考えの方に
只今、ピアノ選びで後悔しないための資料を無料進呈しています

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取