[ ]真の高級ピアノとはどんなピアノのことか? №2
№1でシゲル・カワイがメーカーによる丁寧な出荷調整で性能をアップして、高評価を得ているというお話をさせていただきました。
その上でスタインウェイ等の1千万円クラス高級ピアノは、鍵盤の鉛調整を一鍵一腱行って鍵盤の重さを均一にしています。 その他のピアノは一鍵一鍵、鍵盤の鉛調整を行うことはせず、一律に機械的に鍵盤に鉛を埋め込んでいきますので、厳密にいえば重い鍵盤と軽い鍵盤が出てきて弾き難くなります。
鍵盤に埋め込まれた鉛
普通は鍵盤の鉛が線を引いて一律に埋め込まれています(写真はヤマハの鍵盤の裏側)
1千万円クラスの高級ピアノは、丁寧な調整をした後で、1鍵、1鍵、分銅で重さを測り、鍵盤の重さを均等にするために埋め込む鉛大きさと位置を設定します。
たとえ普通のピアノでも最高級ピアノのように丁寧な調整を行った上で、一鍵、一鍵、鍵盤の鉛調整まで行えば、安価なピアノでもそれなりの高級ピアノになります。
ディアパソンD-164Rが高級ピアノになりました!
ピアノの性能を大切にお考えの方に3点の資料を無料進呈しています。
無料資料の詳しいご案内はこちらから