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ピアノの大きさによる違いは?

アップライトは背が高い、グランドピアノは奥行きが長いピアノが良いとされ、特にタッチ感については鍵盤の長さの影響が大きいとされています。

※タッチ感については調整が重要ですが、中でも鍵盤調整が非常に重要です

写真はスタインウェイのAモデルのもので鍵盤の上のアクションを取り外したものですが、奥行きが大きなピアノは鍵盤の奥行が長くなります。


鍵盤の写真ですが、上側が奥行き155cm、下側が奥行き188cmの鍵盤の写真です、極端には違わないのですが、鍵盤の長さか微妙に違うのが写真からご理解いただけると思います。

鍵盤を上から見た写真ですが、鍵盤の真ん中あたりにフェルトが見えると思いますが、これはバランスピンと呼ばれるピンの穴で、このバランスピンが、丁度、シーソーの支点に相当して、鍵盤が演奏時に上下します。


鍵盤の上にアクションを載せた状態、写真はスタインウェイのAモデルです。


ピアノの大きさによる性能差なのですが、タッチに関しては、この鍵盤の奥行の長さによる違いが大きく、大きなピアノほど鍵盤が長くなるということが、弾き易くなります。

 もちろん、大きいというのは鍵盤の奥行だけではなく、響板の面積も大きくなり絶対音量も大きくなり、中音から低音域の弦長さは、大きなピアノになればなるほど長く取れるの低音部の巻き線を細くすることができるので、メリハリの効いた柔らかい?低音を出すことが可能になります。

ですから同じ品質のピアノならば、大きなピアノほど豊かで柔らかい?低音を出し、いわゆる、ダイナミッツクレンジが大きいピアノになりますので、これらの相乗効果で、大きなピアノほど弾いて気持ちが良いことになります。


 しかし理屈通りに行かないのが世の常ですが、まして趣味性の高いピアノという楽器のことですから、恋人と同じで、多少の無理をしても欲しいと思うかどうか?で最終的な選択が決まるのではないでしょうか。


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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