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目で見るヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの違い NO.2

純ヨーロッパ製のピアノの支柱
写真はペトロフピアノの支柱



無垢の支柱が使われています。


積層材が使われている国産ピアノ、写真はカワイピアノ


支柱は音とは直接関係ないと考えられますし、無垢材より積層材にした方が強度的に優れているように思われますが、楽器として考えた場合は情緒的にも無垢材の方が人に優しいように感じます。
ペトロフピアノの響板に貼られたハンドメードのシール

ペトロフピアノの響板に押された刻印


ピアノ(クラシック楽器)は、基本構造自体は何処のメーカーのピアノも同じですので、後はできるだけ適材適所に良質の木材を使用し、時間をかけて自然乾燥させた木材を使い、技術者の手で丁寧に仕上げると魅力的な音色のピアノが出来上がります。

最後はそれを調律師が時間をかけて、整調・調律・整音してやると魅力的な響きを持ったピアノになります。

良質のピアノ作りには技術者の手間をかけた丁寧な作業が必要になりますが、その技術者による手間をできるだけ省き、合理化したピアノ作りが日本製のピアノの特徴です。

結果として国産ピアノは比較的安価で、安定した品質を持つピアノとして世界から高く評価されていますが、合理化した分、楽器としての魅力は少なくなるように思いますが、これは良い悪いでなくユーザーのピアノに対する価値観の違いのように思います。
 
知っておきたい生産国表示の業界ルール

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植田 信五


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