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最近、ピアノの不調のご相談が増えました

ご自宅のピアノの不調を訴えて弊社にメールや電話でご相談が増えています。

ご相談内容は
きちんと定期調律をしているにも関わらず、鍵盤が重く弾き難い、雑音が止まらない、高音部の音が耳障り等のご不満で、その不満を調律師に伝え調律師の方が家まで来てくれたが、状況が一向に好転しないそうです。

メンテナンスは基本の鍵盤調整から

鍵盤調整とはすべての鍵盤がスムースに動き、鍵盤の高さと深さを一律にする作業
ですが、ここがきちんと調整されていないと、どんな名器も弾き難くなり、鍵盤の上に載っているアクションも正常に作動しません。



ご来店頂いた方には試しに家のピアノと同年代の弊社展示の中古ピアノをご試弾頂くと、皆さま、家のピアノと同年代のピアノなのに、何故、ここの展示のピアノはこんなに気持ちがいい音色とタッチなのかと一様に驚かれます。

そこで整調と調律・整音について詳しくご説明させて頂くと、例外なく、一度、家のピアノを見に来て下さい、というお話になります。

既にピアノをお使いの方も、これからの方も、是非ピアノという楽器の特性(厄介なところ)をご理解いただけたら幸いです。

下記の記事も併せてご参照下さい。

ピアノの調律とメンテナンス

ピアノの選び方とその問題点

中古ピアノのメリット・デメリット



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの寿命をどう考えるべきか?

最近は新品の販売がピーク時の1割以下になって、それに伴い中古ピアノも古いものが多くなったので古くなるとどんな問題が出てくるのか?が経験的にわかってきました。

人間の体と同様にピアノも古くなると消耗部品も含めて全てに固く縮小してきてそれが不具合の原因になります。

弦楽器と違いピアノはメカニズムが複雑で消耗部品の交換の手間も大変です。

弦を止めているピンが緩んできて調律不能になったり弦自体も経年劣化が進み切れ易くなるので交換の必要が出てきますし、同様にハンマーやフェルト類、クロス類の交換も必要になってきます。

さらに面積の広い響板にも隙間ができたり亀裂が出て雑音が止まらなくなったりししますが、弦楽器はそのまま埋木ができますが、ピアノの場合は弦とフレームを外してから埋木するので修理費用が大金になります。

もちろん古いピアノも修理やオーバーホールをすればいつまでも使用することができますが、下手をすると新品ピアノの品代以上の修理費用になります。

オーバーホールされて今も現役の1910年製のペトロフピアノ(京都芸術センター)



今はもうメーカーはなくなりましたが、お洒落な外装のドイツのシンメルピアノ(お客様宅にて)

弊社2Fピアノ教室兼レンタルルームにある1979年製ヤマハG2
ピンの保持力が劣化しピンブロックとワンサイズ大きなピン、そして弦を新しいものと交換中作業中です。
 


古いピアノも適切な時期に適切な部品交換やオーバーホールさえしてやれば、優に100年以上の使用が可能ですが、古いピアノを長く使おうと考えるとそれなりにコストがかかります。

そのような背景を中古ピアノを購入する人も知っておく必要があります

ピアノの寿命について



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


集中していると意識が拡大していきます。

人は興味があるものや気になるものに意識が行きますが、それを続けていると徐々に意識が拡大してきて、以前は見えなかったものや聞こえなかったもの(気がつかなかったもの)を敏感に感じてくるようです。

チェコ・プラハのカレル橋にて




ピアノ愛好家の方はご自身の弾くピアノの音色や響きを良く聴かれているので(意識が集中)逆にピアノから出る雑音や音色の不揃い等も気になってきます。

よくある例としては、お気に入りのピアノを購入しても、ご自宅の静かな環境で心穏やかにピアノを弾いていると、今まで気がつかなった雑音や音色や響き、タッチ、その他、様々な気になるところが出てきます。

ピアノは部屋の音響等の違いもあり、試弾の時のイメージと違ってきますので、弊社では納入調整やその後のメンテナンスで、雑音も含めよりお好みのタッチや音色に仕上げていきますので、ピアノは既製品ではありますが、その意味でイージーオーダーの楽器だと考えています。
 
既に長年お使いのピアノの場合は、気になるところが出てきたら、一度、時間をかけて丁寧な整調と整音をしてもらえば、ずいぶん気持ちが良いピアノになると思います。

ピアノの調律とメンテナンス



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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