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弊社のピアノ教室の先生をご紹介します!

ピアノ教室の生徒様も年齢、価値観、先生との相性等も様々ですが、弊社のピアノ講師の先生方はユニークといいますが、類友の法則通り私に似て?個性的な先生が多いように思います。

今回ご紹介するのは光延 紀帆子先生です。

光延紀帆子先生の略歴
武蔵野音大ピアノ科卒業後、ヤマハ音楽教室で指導の傍らヤマハ演奏、指導グレード取得、現在はフリーとなりホテル、レストランでの演奏もこなしています。

レッスン風景を動画でご紹介しています

光延先生に初めてお会いした時に「私は今まで嫌いな人に会ったことがありません」と仰いましたが、またまた、そんなことがある訳ないと思ったのですが、実際に光延先生とお話した後に何だか嬉しい気持ちになります。

それは相手の長所を的確に見抜きそれを言葉に出して云うことにあるようです、大概の人は自分自身を考える時にどんなに自信がある人でもどこかにコンプレックスを持っているものですが、彼女は相手の長所を的確に見抜き、それが褒め言葉になって返ってきます。

ですから光延先生とお話をした後は、少し自分自身を好きにさせてくれます。
私も職業柄たくさんとお会いしましたが、別れた後こんなに気持ち良くしてくれる人は初めてです。

光延先生の生徒様の声     浜松ピアノ店ピアノ教室

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


スタインウェイのアップライトピアノの魅力

スタインウェイの中でも最高級のクラウンジュエルシリーズの通称、トパーズ、
ポメラマホガニー艶出し仕上げのV-125(高さ125㎝) 黒色480万円(税抜)

演奏動画です


小売価格は5百万円台とアップライトでも非常に高価で、見た目にも豪華でステキなピアノですが、アップライトピアノで価格が500万円超えですので、それだけの予算があれば、他社の物ならグランドピアノでもかなり高級なピアノが購入できますので、アップライトでこの価格とはいかがなものか?と思われるのではないでしょうか。



「スタインウェイと云えども所詮アップライト、それに500万円出すならもう少し出せばスタインウェイのグランドが買えるじゃない」というご意見も多いと思います、実は私もそう思っていましたし、事実、スタインウェイの販売のほとんどがグランドピアノで、アップライトの販売台数は極々僅かです。

当然グランドと並べて弾き比べてみると、断然、グランドピアノの音の方が迫力もあり、アップライトはその存在感が小さくなります、かつてスタインウェイのグランドとアップライトを弾き比べていただいたお客様から、まるでウクレレとギター位違うと云われたこともあります

ただこれには訳があり、音の迫力ということで考えると、グランドは上下に音がスパーンと抜けますが、アップライトは後ろの壁の方に音が抜け、演奏者のいる前面はパネルで覆っているので、どうしても迫力不足になります。

ですからやむおえず、アップライトピアノでコンサートをする場合は前パネルを外します、こうすると迫力満点で鳴ってくれますので、お客様の言葉を借りれば、ウクレレがギターに変身します、但し、長く弾いているとあまりの迫力に耳が疲れるかも知れませんが。

以前、アンティークカフェで古いスタインウェイのアップライトでコンサートした時の写真ですが、この時は下前パネルを外して演奏しました。

アンティーク家具に囲まれてアンティークピアノでコンサート


親しいスタインウェイ社の技術者にスタインウェイのアップライトの魅力を聞いてみましたが、それによるとスタインウェイの独自の設計もあるが、要は最高の材料を使い、ものすごく丁寧に作られたピアノで、アップライトピアノのお手本みたいなピアノですと云うことでしたが、なるほどね~。

ですからスタインウェイ社からすると、この金額でもあまり儲からず、どちらかと云うとアップライトは赤字のようです、その訳は絶対単価がグランドに比べて安く、それでいて製造コストはグランドピアノとそれほど変わらないという話を聞いたことがあります

メーカーもアップライトはそれほど積極的には販売していなようにも見受けられますし、販売店の方もグランドに比べて仕入れが割高ですので展示も少なく、お客様からすると他社の高級グランドが購入できるほど高額なので、スタインウェイの場合はグランドに比べれてアップライトの販売台数は数えるほどです

逆に云えば、絶対数が少ないので貴重ですし、贅沢で最高のアップライトピアノですので、値落ちも少なく資産価値という観点からも魅力的です

しかもこんなステキなピアノをさりげなく自宅に置いているというのもお洒落ですし、ピアノ好きな方なら所有するだけでも嬉しくなるのではないでしょうか。

スタインウェイのアップライトピアノの定期メンテナンス風景


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植田 信五


弊社独自の中古ピアノが商品になるまでの作業工程のご紹介

古いピアノは新品より劣ると考えられていますが、きちんと調整すると新品以上の性能を発揮するピアノになる可能性があります。

その訳はピアノの主材料の木材は、鉄等と違い年数が経過するほど堅く強固になるという木材の特性上、古い弦楽器と同様に古いピアノほど基本的には楽器としては優れるからです

しかし実際には大概の中古ピアノは新品に比べて性能的に大きく劣るのは、安く販売するために内部のメカニズムの癖取りや錆び取りをはじめ、内部の十分な調整が省かれている中古品が大半だからです。

弊社のように丁寧に調整すると中古ピアノと云えども、魅力的な性能を発揮するピアノに生まれ変ることがご理解いただけます

中古のヤマハYUXを参考例として、弊社の中古ピアノが商品にするまでの作業工程を№1~№5で詳しくご案内しています
。※№5では完成したYUXでの演奏動画も載せています。

中古ピアノが商品になるまでvol.2

中古ピアノが商品になるまでvol.3

中古ピアノが商品になるまでvol.4

中古ピアノが商品になるまでVol.5


弊社の中古ピアノが商品になるまで vol.1

買い取りをした中古ピアノは、まずは外装を綺麗にするため一度外注へ出しキズの補修やバフがけ(機械を使って磨き)ます。

外装を綺麗にしたヤマハYUX

それから店頭で開梱し中身の調整スタートです。

ピアノの状態によっては弦やチューニングピン・ハンマー・ダンパー等の消耗部品の交換修理をまず行ないますが、今回のヤマハYUXは消耗している部品はあまりなく(あまり弾かれていなかったようです)経年変化の汚れやサビが目立っていたので、大掛かりではない部品交換修理とサビ取りをまず行ないました。



中の状態をチェック。




ハンマーフェルトについた弦の溝。
中心に当たってなくずれたまま跡がついているので綺麗に整形し直します。

ハンマーを整形して新品の時の形状にしました。

連打する上でかかせないフレンジコード(白いヒモ)も新品に交換。環境にもよりますが
10年以上はもちます


打弦したハンマーを元の位置に戻す役割のブライドルテープ(赤いチップのついた紐)も
黄ばんでいたので新品に交換しました。




金属のスプリングがハマっている緑色の溝も雑音予防で掃除をしました。


アクションの裏側にある金属のスプーン(ダンパースプーン)と棒状(ダンパーロッド)のもの
が錆びていたので磨きました。磨く理由は部品が汚れやサビでザラついていたりすると部
品同士が擦れ合って雑音が出るからです。


弦が巻きついているチューニングピン、約230本あります。
これも指で1本ずつ磨きます。






中古ピアノが商品になるまでvol.2

中古ピアノのメリット・デメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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