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今は不人気の自動演奏ピアノ

当初は自宅に自動演奏ピアノを置いてブーニンのデーターを使うと、自宅にブーニンが来てくれて演奏してくれると大いに期待し、弊社もカーディーラーや老人ホームなどにも自動演奏ピアノを納品したことがあります。
ホテルのラウンジやちょっとしたレストランでBGM代わりに自動演奏ピアノが演奏されていましたが最近は見ることがなくなりました。

日本で自動演奏ピアノを見かけなくなった理由は、一つには演奏が不自然で少し聴いていると疲れ、音量を下げると更に不自然になること、もう一つは演奏時間が長くなるとメンテナンスの頻度も上がり、ひとたび壊れると厄介なことの2つの理由かと思います。

自動演奏はデジタルピアノとは相性が良いのですが、アコスティックピアノには相性が悪いということだと思います。

日本ではそのような過去の背景がありますが、今、スタインウェイ社ではSPIRIOという名称の自動演奏ピアノの販売に力を入れているようです。

もっともこのSPIRIOの主な販売先は日本ではなく中国のようで、中国でスタインウェイを購入されるお客様の30%はピアノが全く弾けないようなので、ピアノが弾けないお金持ちを対象にかの地では人気のようですが、その頼みの中国ですが最近は超不景気でピアノの売り上げも9割ダウンという話が伝わってきます。

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノ選びはプロでも難しい

車の場合は年式と走行距離と外装、人気車種か否かで、消耗品もタイヤとバッテリーくらいで素人が選んでも大きな問題はないと思いますが、ピアノの中古品選び方はプロでも難しいものがあります。

ピアノの消耗品と云えば弦やハンマー、フェルトやクロスですが、これらの消耗品のチェックに加え、仮に消耗品がまだしっかりしていても、これらの癖や歪みを修正し新たに調整して整音する必要があります。

ハンマーの新旧比較、頭が凹んだ方が旧ハンマー


外装のリニューアルと内部の調整だけでも丁寧にやると費用も数十万円レベルになりますし、個々の消耗品の交換の費用(部品代と作業料)まで考えるとかなりの高額になります。

弊社で弦、ハンマー、フェルト類の交換のリニューアルをしたスタインウェイのセミコンサート費用は150~200万円、メーカーに出すと300万円ほどかかります。


しかし中古品だから新品より劣るというころではありません。

消耗品をきちんと交換するか、あるいはまだ消耗品がまだしっかりしているピアノなら、十分な時間をかけて丁寧に整調、整音すれば、新品時より魅力的なピアノになる可能性があります。













その訳は、弦やフェルト、クロス等の消耗品を別にして、木材主体で構成されているピアノ本体(響板を含めたボディー)ですが、木材は年数が経過すればするほど固く強固になるという特性から、古いピアノほど鳴りが良く魅力的な楽器になります。

これは300年前の弦楽器、ストラディバリウスが高く評価されているのも、木材の特性として年数経過すれば固く強固になると特性から古い弦楽器の評価が高いのと同じ理屈です。

ただ構造がシンプルな弦楽器と違い、内部構造が複雑なピアノは消耗品の交換には手間がかかるという違いがあります。

中古ピアノという選択は悪くはないのですが、どこまで手を入れるかで販売価格も大きく異なるなるが中古ピアノなので、年式と価格の安さだけで中古ピアノを選ぶことはできません、素人では消耗品の消耗具合やチューニングピンの緩み具合などは確認が困難ですが、それでも十分な時間をかけた丁寧な試弾が必要です。

浜松ピアノ店1Fに展示中の中古のグランドピアノ


  弊社の中古ピアノが商品になるまで

丁寧な出荷調整(納品前の調整)で本当のピアノの性能が決まります!

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【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

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◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


純ヨーロッパ製のペトロフピアノのお奨め

たびたびご紹介したように現在のピアノ業界は中国を中心で回っていて、日欧米のピアノメーカーの多くは中国で生産、または委託生産されているのが現状で、お蔭で中国の上位メーカーの生産設備も最新のものが使われており品質も格段に良くなっています。

中国で委託生産すると、ユーロ高と元安や円安の影響もあり、本国の三分の一程度のコストで生産できるために、今は数少ない老舗のヨーロッパブランドも、日本で丁寧に調整すればという条件付きですが、今では国産ブランドより安いお値段で購入できます。

中国で委託生産されるお薦めのヨーロッパブランド
ウエンドル&ラング  フォイリッヒ
 
今では高級ピアノのスタインウェイやファツィオリ等を除けば、全てヨーロッパで生産されている純ヨーロッパ製ピアノは極めて少数ですが、中でもペトロフピアノは純ヨーロッパ製のなかでは一番安価に購入できるのがペトロフピアノの大きな魅力ですが、最近のユーロ高と円安でかなり値上がりしています。

ペトロフピアノの魅力のポイントは?

ペトロフピアノの魅力は、昔ながらの工法で1台1台手間をかけて作ることで、楽器としての基本性能(音色や響き)が良いことです。

木材も短時間での人工乾燥ではなく、屋外で自然乾燥した無垢材が多く使われる

工場の生産設備が合理化されていない(ローテク)ので、1台1台手作業の行程が多く残る

消耗部品にはヨーロッパの高級部品メーカーの部品を使っています。

昔ながらのレトロな作業現場 ペトロフの工場にて(いずれも筆者撮影)










なぜヨーロッツパでも安価にピアノが作れるのか?

ペトロフの工場はプラハから東に140㎞、人口10万人ほどの田舎町のクラローバにあるために、ヨーロッパでも比較的安い人件費で地元の優秀な技術者を安定的に確保できるからです。
ただ、最近はチェコの人件費も高騰しており、このままでは中国で委託生産される日も近いのではないかと若干の危惧があります

ペトロフの工場があるチェコのクラローバの町並み


ペトロフ社の社長室にて、スザンヌ・ペトロフ社長と筆者
画像をクリックすると動画が再生されます


純ヨーロッパ製ピアノが持つ魅力は?

違いが分かり易いのが小型(コンパクト)のピアノで、小型でも豊かな音量を持ち、魅力的な響きと音色を持つのが特徴です。

国産ピアノは奥行き180㎝クラスのグランドが従来の常識ですが、スタインウェイの小型GPのS-155(奥行き155㎝)は小型なのに素晴らしいという意味で名器と云われています、同じくイタリアの名器ファツィオリのF156(奥行き156㎝)があります。

これらは小型グランドとは思えないほど魅力的ですが、これが伝統的なヨーロッパ製ピアノが共通して持つ魅力(特徴)です。
 
  純ヨーロッパ製ピアノの特性は、小型のアップライトピアノでも同じように魅力的な音色や響きを持つので、狭い日本の住宅環境で使用するには、小型でも魅力的な純ヨーロッパ製がお奨めかと思います。 

お奨めブランド ペトロフ

ヨーロッパ製中古アップライト(極上)が3台入荷しました!


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

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◎丁寧な調整でヤマハでも満足

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◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

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◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

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【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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