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国産グランドピアノならディアパソンがお勧め

ヤマハ、カワイのプレミアムシリーズ以上の性能を発揮

最近の国産グランドピアノはヤマハ、カワイもレギュラーシリーズよりも高額なプレミアムシリーズの販売に力点をおき、ボストンもカワイで委託生産(カワイ製)されていますが、スタインウェイがデザインしたという理由で割高な値段設定になっているように思います。

それらのプレミアムシリーズに隠れ、国内専用モデル(輸出はしない)のディアパソンは生産台数も年産で50台ほどと少量生産故に1台1台が丁寧に制作されています。

どんな人に、一番お薦めか?

ピアノ選びもあまりブランド力に頼らず、できれば少しピアノが弾けて、ご自身である程度、ピアノの性能を評価できる方が理想的かと思います。ある程度の演奏力があり違いがわるピアノ愛好家の方にはピッタリのピアノと云えます。

ブランド料が上乗せされてない分、コストパフォーマンスが高く内容が濃い

ディアパソンはカワイが持つブランドですが有名ではないので、シゲル・カワイやボストンのようにブランド料が上乗せされていない分だけ、内容を考えると安価で、設計思想も独自性があり、消耗部品もドイツ製の最高級品が使われていますので、コストパフォーマンスが非常に高いピアノです。

今はなき伝説の名工・大橋幡岩氏の設計の独自の大橋フレーム(DG-183)、音色に影響が大きいハンマーは、世界の最高級ピアノが採用しているドイツのレンナーハンマー(ヤマハ、カワイは自社製)弦はドイツのレスロー弦を使用し、譜面台や脚も独自のデザインになっており他の国産グランドにはない魅力的な特徴を持っています。

必ず試弾してから納得して購入すること

ピアノは納得のいくまで試弾して購入する必要があります。これはディアソンに限らず国産プレミアムシリーズでも同じですが、試弾せず、カタログと販売員を信用して購入したが、実際に家で弾いてみると、とんでもないピアノで、すぐにでも返品したいというお悩みの相談を弊社では多く受けます。さらに担当の調律師に相談しても「こんなものです」と云われ益々途方に暮れる方も多いと思います。

解決策は丁寧な調整しかありません

これを解決するには丁寧な調整しかないのですが、一旦納品されてからでは連続して3日間の調整作業は現実には難しく作業料も20万円以上の負担になります。

独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します




ヨーロッパの一部高級ピアノにも採用されている総1本張り(DG-183)、弦の状態が安定します。さらに雑味を防ぐために弦の端に敢えてフェルトを敷いています。現代のピアノは極力、弦の端まで鳴らして華やかな響きを追求していますが、悪くすると耳障りになります。


一般的なターン張り、弦の端まで鳴らします


ご購入いただいたお客様の声をご覧いただくとディアパソンのことが良くわかると思いますので下記にリンクしました。


ディアパソンは志のあるピアノです

お勧めブランド ディアパソン

浜松ピアノ店からのお知らせ


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能(タッチ、表現力)が大幅に向上することがご理解頂けます。
DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近の中国の困ったピアノ事情

友人が中国のピアノに関する最新記事を送ってくれたので皆様の参考になればと掲載しました。

私見ですが日本市場への影響

ピアノ業界が頼りにしていた世界最大市場の中国の大幅なピアノ販売の落ち込みでメーカーの生産台数が大幅に落ち込み、工場稼働率の大幅な低下の影響で、これがメーカーの大幅なコストアップになり、そのためこの秋からスタインウェイ、ヤマハ等の値上げが計画されています。

ピアノの値上げラッシュが続くのでピアノのご契約は早めに


【上海時事】

仏紙ルモンドが3日までに伝えたところによると、中国でかつて中流階級の社会的地位の象徴とされたピアノは、景気停滞のあおりを受けて急速に人気を失っている。
不動産市場の低迷や雇用・所得環境の不安を背景にした消費抑制が、ピアノ市場にも大きな影響を及ぼしている。2021年の教育改革により、音楽の才能がある受験生に対する大学入学の加点制度を廃止したこともピアノ離れを後押ししている。

 中国製ピアノのトップメーカー2社の2024年1~6月期決算を見ると、海倫鋼琴は売上高が前年同期比45.57%減の8383万元(約17億円)にとどまり、純損益が1747万元の赤字(前年同期は3240万元の黒字)に転落した。

珠海鋼琴も売上高が42.65%減の3億6400万元で、純損失が7327万元(同2527万元の黒字)。中間期の決算として12年ぶりの赤字を計上した。中国ピアノ産業が冬の時代を迎えていることがうかがえる。

 こうした中で「ピアノの里」と称され、工場が集まる浙江省湖州市の洛舍鎮は厳しい不況に襲われている。ピアノ工場の経営者は「(23年には)既に状況が悪化していたが、今年は本当にひどい売れ行きだった」と嘆いた。在庫が積み上がったため、在庫処分を余儀なくされ、この夏で生産の打ち切りを決めた。年明け以降、洛舍鎮ではピアノ業者数十社が廃業したという。

 大都市ではピアノ販売店の廃業が相次ぎ、1年間で7000店が閉店。中古ピアノ市場では、良質品を9割値引きをしても、なかなか売れない状況という。20年以上にわたり中古ピアノを扱う業者によれば、急成長したピアノ市場は23年4月以降に販売が激減し始め、既にピアノ販売業者がかなりの割合で廃業した。
そして、スタインウェイチャイナは北京と上海以外の店をクローズしました。





 

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【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

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◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差№2

過去にピアノの性能は、価格の差ほどの違いはないという趣旨をピアノ日誌に書いた所、あるピアニストの方から異論を頂きました。

曰く「スタインウェイが10の表現力があるとすれば、ヤマハは3か4の表現力しかない」と言われました。 

スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差

純ヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの本質的な違いとは?

そこで過去のエピソードの一つをご紹介します。


ご近所にお住まいの開業医のご主人が弊社に来店され、ヤマハのC3を10年ほど使っていますが、気になる所がたくさんあるので、ヤマハのベテラン調律師に何度も来てもらい調整してもらっても一向に良くならない、やはりスタインウェイじゃなきゃダメなんですかね?ということでした。

今度、学会で東京に行くので、スタインウェイとファツィオリを試弾して感動したら購入しようと思うということで、後日、買う気満々で東京に試弾に行かれました。
ご近所なので試弾に行かれる前に、弊社で今お使いのヤマハのC3を2日かけて弊社で調整をしたところ快適なピアノに仕上がりました。

東京でスタインウェイとファツィオリを試弾された後で、弊社に結果報告に来店されました。

弊社とすればこれでスタインウェイかファツィオリが1台売れて、程度の良いヤマハのC3の下取りも頂けると大いに期待していましたが、感動するほどではなかったので、今のヤマハを使用しますとのことでした。

つまり、ヤマハ、カワイでも丁寧な調整と整音を施すと、スタインウェイと比べてもそんなに劣るものではないという例です。






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ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

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◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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