[ ]調整と整音でピアノの持ち味もずい分変わります
フランツ・モア氏 元ニューヨークスタインウェイのチーフチューナーと筆者
調律の神様といわれホロビッツ、ルービンシュタイン、グレングールド等の調律を手がける
「ホロヴィッツのピアノに関しては、彼の好みに従って、彼が好む音色を出せるように調整してある。しかし、誰もがホロヴィッツのピアノの音色を好む必要は全くないのだ。」
専属調律師フランツ・モア氏も、ホロヴィッツのピアノは彼の希望に合わせた音色やタッチに調整していたことを著書で述懐しています。
フランツ・モア著/イーディス・シェイファー構成/中村菊子訳
『ピアノの巨匠たちとともに』(音楽之友社)より
20世紀を代表する伝説的ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツVladimir Horowitz(1903~1989)。彼が愛したNY製スタインウェイが紡ぎ出す“明るく煌びやかな音色”は多くの聴衆を魅了しましが、しかし新品のNY製スタインウェイは柔らかい音質がスタンダードです。
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