[ ]トップを知るとピアノ選びの観点も変わる
あらゆる会社(組織)はトップで決まると云われていますが、ピアノの選びを考える時も、できればトップの哲学に共感できるトップがいるピアノメーカーが望ましいように思います。
トップ(社長)の哲学で会社の性格が決まりますが、会社の製品であるピアノもトップの哲学と同じような性格(特性)を持ったものになる傾向があります。
たとえばトヨタ自動車の会長は豊田章氏ですが、メディアにも良く登場するので皆が知っており、なんとなく会社や製品に信頼感が出ます。
ピアノ業界をみるとカワイ楽器の社長は創業者親族の河合氏、ヤマハのヤリ手のサラリーマン社長のように見えます。
スタインウェイ社の場合は、創業家のスタインウェイ一族はすでになく、その後、経営者はいろいろ変わりましたが、現在のトップはジョン・ポールソン氏というアメリカの有名な投資家で、「お金持ちにスタインウェイを売りなさい」が基本戦略で、今はピアノが弾けない中国のお金持ちにスタインウェイの自動演奏ピアノが人気のようです。
そんな背景のなか海外のお薦めのピアノメーカーのトップをご紹介したいと思います。
イタリアの年産130台ほどの少量生産で高級ピアノなファツィオリピアノ
今やファツィオリピアノは国際ピアノコンクールにも必ず登場してスタインウェイの強力なライバルになっています。ファツィオリピアノの歴史はまだ浅い故に、現役のファツィオリピアノの創業者オーナーのパオロ・ファツィオリ氏
演奏者にとって最高のピアノを作るというのが彼の信条です
チェコを代表するぺトロフピアノ
歴代、創業者の一族がトップで今ではヨーロッパ最大のピアノメーカーになりましたが、第二次大戦の歴史的背景からドイツに強いライバル心を持たれているようです。
ぺトロフ社の創業者で5代目社長のスザンヌ・ペトロフ氏
ドイツの老舗ブランド フォイリッヒピアノ
日本のピアノ愛好家の皆様にご挨拶
現在、ドイツでのピアノ作りは非常に高コストになっており、ピアノ愛好家の皆様に、リーズナブルで高品質のピアノを提供するために、思い切って2003年より中国にドイツの製造ラインを移築して製造することを決断しました。
試行錯誤の末、今では何とかMADE IN GERMANYの品質を保つことができるようになり、お陰で高いコストパフォーマンスという観点からも、地元ヨーロッパのピアノ愛好家の方々からは、以前にも増して高いご支持を得ており、日本の皆様にもリーズナブルな価格でヨーロッパのピアノを提供できることになりました。
フォイリッヒ CEO Ernest Bittner
オーストリア、ウイーン本社から
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