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調整を理解せず性能は語れない

ピアノは丁寧な調整(新品で3日間の作業時間)で本来の性能を発揮し音色もタッチも大きく向上します。
このことが理解されず、単にブランド名や値段、生産国だけでピアノの性能を評価されているのが残念です。

たとえば国産メーカーで行われるは調整(出荷前の調整)はアップライトは故障のチェック、グランドピアノでも2時間半、プレミアムシリーズでも8時間の作業時間で調整完了なので明らかに調整不足です。

一通りの調整作業をご覧頂くとピアノという楽器の奥深い魅力というか、いかに手間がかかる楽器ということがご理科いただけると思いますので弊社のグランドピアノの出荷調整の№1~№4をご覧ください

先ずは鍵盤調整から始めます

№1 鍵盤調整

鍵盤調整とは全ての鍵盤がスムースに動き、鍵盤の高さと深さを一律にする作業ですが、鍵盤は調整の土台となるものなので基本的な作業ですが重要な作業です。

鍵盤調整だけで新品で1日、中古品になると2日ほどの作業時間が必要です。


棚板(ベティングスクリュー)の調整作業の動画



棚板と鍵盤筬の隙間調整を最適に調整するためのベティングスクリュー



キーフロントホール整調作業の動画(56秒)



鍵盤傾き調整と高さ調整作業の動画
(59秒)


白鍵の深さ調整作業の動画(48秒)


黒鍵の深さ調整作業の動画(51秒)

鍵盤の上に載っているのがアクションという複雑なメカニズムですが、土台である鍵盤調整が正しく調整出来ていないと全ての調整が狂います。

調整を理解せずピアノは語れない№2に続きます

鍵盤調整が終わったらアクションの調整に入ります

調整を理解せずピアノは語れない№1 鍵盤調整

調整を理解せずピアノは語れない№2 アクション調整

調整を理解せずピアノは語れない№3  ダンパー調整

調整を理解せずピアノは語れない№4  調律と整音

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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