[ ]失敗しない中古ピアノ選びのポイント
ストラディバリウスのように古い弦楽器が高く評価されていますが、ピアノの中古品は全く事情が異なります。
弦楽器は構造が簡単で消耗品も自分で交換できますが、ピアノが持つ複雑なメカニズムは経年劣化する消耗部品が多く、その消耗部品の交換や修理にも多額の費用がかかるのが弦楽器と大きく異なります。
失敗しない中古ピアノ選びのポイント
①良く調整されたピアノを選ぶこと
中古ピアノは安さ魅力なので、外装は綺麗でもコスト削減でほとんどの中古ピアノは調整が省かれています。
ピアノ本来の性能(タッチ、音色、表現力)を発揮させるには新品ピアノでも3日間の丁寧な調整が必要ですが、中古ピアノは今までの癖をリセットしてから再調整の必要があり、これを真面目にやると優に1週間以上かけた調整や修理が必要になるので大半の中古ピアノの調整が省かれています。
しかしこれを見分けるには静かな環境で弾いてみるしか方法はありません。
浜松ピアノ店の中古ピアノが商品になるまでVol.1~Vol.5
②可能な限り年式の新しい中古ピアノを選ぶこと
なぜ新しい中古ピアノが良いかというと、まだ消耗部品が劣化していないというのが理由です。
グランドピアノは弾き込まれているものが多いのですが、アップライトピアノは少数です。しかもピアノは弾かなくても50年以上経過するとチュニーグがそろそろ緩んでくるのでピンと弦の交換が必要になり大事になります。
③中古ピアノ選びの醍醐味
中古ピアノの選びの醍醐味というのは、元高級ピアノが相対的に安く購入できること、中古品になると元高級品と普通のピアノの価格差があまりなくなるので、どうせなら元高級ピアノを選択する方が満足度が高いと思います。
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
大半のピアノは丁寧な調整が省かれていますが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしています。
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