[ ]小さな和菓子屋と小さなピアノ店の共通点を見つけました!
散歩中に見つけたマンションの1階にある小さな和菓子屋さん、試しにかしわ餅を買って帰りましたが女性陣に好評でした。
後でこの店の話を聞いてみると、若い人がやっているが、弊社と同じでこだわりの店で、それゆえに近所でも評判だという説明をされました。
歩月~あづき~
こちらは都内港区白金台ですが、前出の和菓子屋さんと同じようにマンションの1階に3年前に若い山内君が設立した、弊社の姉妹店のピアノプレップ、チェコのペトロフピアノの小さな専門店です。
ピアノプレップ
共に小さな店で経営者が若く、他店にはないこだわりを持って仕事をしており、そのこだわりがお客様から共感・支持されて人気があるという共通点を感じて親近感を持ちました。
しかし同時に両者の決定的な違いも感じました。
それは和菓子は、誰でも食べて美味しければその価値がわかること(羨ましい限りです)しかしピアノの場合は、せっかくのこだわり(丁寧な整調・整音)の価値が、必ずしもすべての人にはわかってもらえないことです。
納品前のピアノ(展示ピアノを含め)に、数日をかけた丁寧な整調を施すのが他店にはない弊社やピアノプレップのこだわりです。
そのこだわりの理由ですが、ピアノの性能を大切に考えると丁寧な整調ではじめて音色やタッチ、響きが大幅に向上するという特性があるから当然なのですが、それには数日の手間が余分にかかるので他店ではやる習慣がありません。
好き嫌いはあるにせよ、誰でも食べれば上手い不味いがわかるお菓子と違い、ピアノの場合はお客様がピアノを弾かないと(ある程度弾けないと)整調による性能の違いがわかってもらえません。
つまり、丁寧な整調による気持ち良さが、全ての人に簡単にわかってもらえないのが悩みの種です、考えれば当たり前の話ですが。