ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

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手の痛みでピアノが練習できないとのご相談を頂きました

ご相談内容

小学6年生の娘がピアノを学習しています。 これまで妻のアップライドピアノ(ヤマハU1A1984年製)で練習しておりましたが、曲の難易度 が上がるにつれて、手の痛み(腱鞘炎?)を訴えるようになり、これにより連続した練習時間が 取れなくなってしまいました。(実質15分程度)解決策は?という内容でした。


解決策は丁寧な調整を施すこと

グランドに買い換えることも視野に悩んでおられ弊社に資料請求を頂きましたが、解決策は快適で
表現力豊かなピアノにするためには、いかなるピアノでも丁寧な調整が必要不可欠という事をお伝
えしました
仮にグランドピアノに買い換えても、調整が不十分なピアノではまた同じ悩みが出てきます。

ピアノの調整とは?

歯に例えると、歪んだ歯を矯正し噛み合わせ調整をすると物が良く噛めるようになるのと同じで、調律師の手でメカニズムの歪みを修正して最適な擦り合わせ調整をすることですが、これにより鍵盤からの力をロスなく打弦にできるようにすることで、小さな音も正確にまた大きな音も力まず出せるようになり、表現力豊かなピアノになりますが、手間がかかるので大概のピアノの調整が省かれています

お子様にはどんなピアノを選んだら良いか?


ピアノの全ての調整の基本は鍵盤調整です

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです



グランドピアノの3日間の出荷調整作業をDVD(動画)でお見せしています
普段は見ることがない作業ですが、この調整でピアノの性能が大幅に向上する
ことがご理解頂けますので、ピアノの性能を大切にお考えの方はぜひご覧下さい



 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの寿命とオーバーホール費用についての解説

オーバーホールをすれば何年でも愛用が可能

ピアノはオーバーホールをすれば何年でも使えますので費用対効果で、買い替えた方が合理的か否か?という価値観と、思い出のピアノなので経済的合理性を無視してオーバーホールするか?また新品価格が高いヨーロッパ製の輸入ピアノならオーバーホールも経済的合理性があります。

オーバーホールの時期は?

今迄の経験から言うと使用環境次第ですが、50~60年でチューニングが緩くなり調律も短時間で狂うようになりますので、この場合はそろそろチューニングピンを一回り太いピンに交換する必要があります、この場合は弦も全て新しいものに交換する必要がありピアノをお預かりする必要があるので、この機会に他の消耗品も交換することが多いです。


古いピアノは新品より魅力的になる可能性も

消耗部品をすべて交換して再調整をして丁寧な擦り合わせ調整を行うと、新品時より魅力的な鳴りのピアノになる可能性があります。
古い弦楽器が高く評価されるのと同じ理屈で、木は年数を経ると強くて硬くなる特性があるので楽器として魅力的になります。

フルオーバーホールの費用は?

オーバーホール費用は往復の運送費は別にして、関わる技術者の技術力や意識レベルで仕上りも差が出ますし、どこまで完璧を求めるかで100万円位から300万円と差が出ます。

弊社がいつもお願いしている浜松の職人たちでいずれも70代
NHKの浜松の楽器職人にも登場しましたが、全て一人でやるのではなく、
長年の職人グループ仲間でそれぞれの得意分野を担当します

低音部の巻き線を巻いているところ(手巻き巻き線)


古くなるとピンが緩くなり一回り太いピンに交換の必要性が出てきます


弦の張り替え時に響板の割れ目があれば埋木して補修します


詳しくは弊社HP、ピアノの寿命をご覧ください。
ピアノの寿命

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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グランドピアノの3日間の出荷調整作業をDVD(動画)でお見せしています
普段は見ることがない作業ですが、この調整でピアノの性能が大幅に向上する
ことがご理解頂けますので、ピアノの性能を大切にお考えの方はぜひご覧下さい

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの支柱でわかるメーカーの製作理念

普段は見ることないピアノの支柱ですが、性能に直接関係ないとは云え、ピアノは木を使った楽器なので、できれば良質の柱を使って欲しいものです、綺麗な無垢材が使われているピアノはそれだけでも上質なピアノのイメージがあります。

尚、1台のピアノには約230本の弦が張られ20トンほどの張力が常時ピアノにかかっているので、この強い張力を歪むことなくフレームと支柱で支えるのでピアノには丈夫な支柱が必要です。

 

アップライトの支柱

フォイリッヒ(ドイツの老舗ブランド)の太い無垢材を使った支柱


ヤマハの積層材を使った支柱


グランドピアノの支柱

黒く塗り潰されたヤマハの支柱

綺麗な無垢材を使ったフォイリッヒの支柱、ドイツの老舗ブランド
このグランドピアノのお値段は¥2.068.000-

安い理由は、今は中国で委託生産されているので従来のドイツ製の三分の一以下
の価格で日本で購入できます

ピアノの生産国表示の業界ルールとは?




機会があればホールのスタインウェイを下から覗いてみて下さい
フォイリッヒと同じように綺麗な無垢の柱が使われています。

フォイリッヒの内部、内部にも上質な化粧板が使われています



お勧めブランド フォイリッヒ

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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