[ ]№2、展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介
展示用ディアパソンの調整の続き№2、弦合わせ調整をしています。
ハンマーの間隔や動きを揃え、ハンマーが弦の最適な位置に当たるように調整するのが弦合わせ調整です。
ハンマー走り調整
弦合わせ調整
次はハンマーと鍵盤の奥にある黄色い部品(バックチェック)の噛み合わせの調整です。
バックチェック合わせ調整
続いて、ハンマーを支える棒(シャンク)の下にあるサポートという部品が真下にくるように調整するサポート合わせ調整です。
これは野球のバットやテニスのラケットの芯(中心)にあてることで、少ない力で無駄なく飛ばすようなもので、サポートの左右のズレを修正しハンマーの真下に持ってくることで鍵盤からのパワーをもれなくハンマーに伝えることができます。
サポート合わせ調整
次は№3のジャック調整の前後と高さの調整です。
№1展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介
まだまだやるべきことがたくさんありますが、少しずつの作業なので調整が完成するまでご試弾はできません。