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ピアノの選びの基本は?

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)は3つの要素"で決まります。
 
好きなピアノ = ピアノの基本性能 + 良い音響の部屋 + 整調・調律・整音

ブランドによる良し悪しや好き嫌いは良く話題になりますが、不思議なことに整調や整音についてはほとんど話題にもならないし考慮もされていません。

しかし整調と整音次第で、いかなるピアノもその持てる性格(タッチや音色、響き)が別物のように変り、性能も大きく向上することはほとんど知られていません。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方



 


基本中の基本、先ずは土台の鍵盤調整から



仕上げ整音、ハンマーの弾力を調整することで音色や響きが変わります


調整と整音でピアノの性格が変わる

たとえば弊社のお客様で、スタインウェイが好きで結婚して新居を構えたらスタインウェイを購入しようと決めていて、いろいろな店のスタインウェイを弾いて回ったけど1台も気に入ったスタインウェイに出会えなかったと仰る方がご来店されたことがあります。

さっそく弊社のスタインウェイをご試弾頂きましたが、やはりお気に召さないということなので、どんなスタインウェイがお好みですか?と詳しくお聞きしました。

お客様のお好みに合わせるべく再調整のために数時間が必要なので、その間、私が岡山の後楽園をご案内してから再調整完了後に再度ご試弾いただきましたら、これが私が探していたスタインウェイですと仰られてご購入いただきました。

このようにピアノという楽器は既製品ですが、ピアノはいわばイージーオーダーのような楽器ですと申し上げるのはこのような事情からです。

ピアノの調律とメンテナンス

ピアノ選びの前に必ずお読みください!

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


初心者用、入門用ピアノとは?

先日、お客様から浜松のメーカーが作っている新品の国産コンパクトグランドピアノが120万円ほどであるとのことなので詳しい情報が欲しいとの依頼を受けました。

調べてみると東洋ピアノ(アポロ)の元幹部が最近、起業したピアノメーカーで、国産のコンパクトグランドが120万円ほどの価格で初心者用という案内がされていました。
※ちなみに東洋ピアノは今は浜松に工場はなく全て中国で委託生産しています。

日本製格安グランドピアノの遠州ピアノ ENSCHU

 

中国のピアノ工場を視察する習近平国家主席

ここで初心者用ピアノとは?という疑問が出てきますが、初心者用があるなら中級者用、上級者用があるのか?と疑問が出てきますが、ピアノに限っていえばそれはあり得ません。

たとえばスタインウェイは高価なピアノですが、高価だから上級者用というわけではなく、だれでも弾けるピアノであり、弾き易いのでその意味で初心者にも向いています。

ところでピアノ業界のルールでは、日本製やドイツ製という生産国の表記は、実は最終組み立てをした国が生産国の表記を許されることになっていますので、たとえばピアノのペダルを取り外した状態で部材として日本に輸入し、日本でペダルを取り付けると日本製という表示が許されます。

知っておきたいピアノの生産国表示の業界ルール



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ピアニストが専属調律師を持つ意味

弦楽器と違いピアノの場合は、いかな名器であれ整調・調律・整音が不十分ならば弾くにに堪えないピアノなるのは間違いありませんが、その上で演奏者にはタッチにしろ音色にしろ独自の好みがありますので、ピアニストにとっては自分好みに仕上がったピアノで演奏するのが理想的です。

ピアノはイージーオーダーの楽器という概念


専属調律師のお話

ピアノにはそのような事情があるので、私の知るところでは、故、中村紘子さんは、自宅のピアノはもちろん全国ツアーには、調律師の故、鶴田昭弘氏と専属契約してましたし、内田光子さんが来日された時やブーニンはファツィオリ・ジャパンの越智氏を指名されていました。

NHKの「もう一つのショパンコンクール」で裏方である調律師の苦労が取り上げられていましたが、個々のピアノの性能を演奏者が満足する性能特性を引き出すのは調律師次第のように思います。


多くのホールはスタインウェイなので地元の調律師で十分と思われるかも知れませんが、同じスタインウェイでも音色やタッチの特性は調整や整音次第なので、年間を通じて全国ツアーをするようなピアニストは、演奏者の好みを理解してそれを正確に具現化してくれる調律師と専属契約を結ぶピアニストもおられます。

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