ピアノの性能を最大限引き出すために

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スキル(技能)よりウィル(意識)の時代?

ヤフーニュースに”拡大する「黒字リストラ」対象は誰?”という記事が目にとまりました。

記事の内容は、確かに技術の前に意識レベルが高くなければ高レベルの仕事はできないと日頃から感じている私にとっては納得できるものでした。

私はよくピアノの調整を家の掃除に例えます。

私は掃除機をかけたら掃除完了で本人も満足していますが、うちの奥さんから言わせるとあなたのは掃除したうちに入らないのだそうで、これは私の掃除に対する意識レベルの低さということになります。

ピアノの性能を大切に考えると調律だけでなく、地味な作業をこつこつと積み上げていく丁寧な調整が必要です。





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ウェンドル&ラングの出荷調整始めました

 

今月京都府に納品予定のウェンドル&ラングの出荷調整を始めました。

早速土台の鍵盤下の掃除と鍵盤の動きを見ていってるのですが・・・

 

 

このように鍵盤には真ん中の部分に穴があいていてここに金属のピンがささりここを軸としてシーソーのような動きで鍵盤が上下します。

毎回そうなのですが、この穴が緩く(広く)ガタツキがあるのでここから直して開始します。
ガタツキがあると鍵盤を弾いた瞬間(特に鍵盤を上げた瞬間)カタッというような木がぶつかったような音がします。いわゆるロスなのでこの穴を少し狭くしないといけません。
今回はこの穴を湿らせてから木を膨張させ穴を狭くし、しっかり乾燥させます。
マイナスからのスタートなのでその分余計な時間がかかりますが、しっかり直して心地良く弾ける状態にしてお届けします。

 

>>>ウェンドル&ラングピアノについて

>>>出荷調整の必要性について

>>>鍵盤が上がらない原因

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣


ピアノはなぜ丁寧な調整が必要なのか?

グランドピアノのメカニズム
写真はスタインウェイのフルコンサートピアノの鍵盤、アクション、ハンマー



木とフェルトで構成された複雑なメカニズムを持つピアノは、部品が一体化して動くのでそれらの収縮や歪みの修正と丁寧な擦りあわせ調整作業が必要です。

これはいかに高級ピアノでもあるいは高級ピアノほど、快適な性能を求めるなら調律師の手作業による丁寧な調整が、伸縮や歪みが多い新品時はもちろん、日頃のメンテナンスでも必要です。

音程を合わせる調律の必要性は理解されても、手間がかかるメカニズムの調整(新品の出荷調整で3日間)の必要性を理解されていないので、大概のピアノは新品時から調整が省かれています。

ホールのピアノの定期メンテナンス風景

保守点検 年1回メカ二ズムを初期化して正常な状態に戻す作業(2日間)


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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