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知られざるピアノ防音室の重要なウイークポイント

防音工事は厳重な遮音と吸音で決まりますが、楽器の場合では楽器に合わせた部屋の音響が極めて重要です、防音工事のプロでもこの点が完全に見落とされており、防音室の狭い空間で快適なピアノ演奏を楽しむのは至難のわざです。

ヤマハ、カワイが販売している防音室は部屋の中に部屋を作るので防音に対しては有効ですが、密閉された狭い空間でピアノを弾くと多分10分もピアノを弾くと頭が痛くなると思いますし、調律師の証言でも調律するだけで頭が痛くなるそうです。

ピアノの場合は部屋の音響が極めて重要

防音業者は多いのですが、音響対策ができる業者は極めて少ないようで、弊社のお客様でも防音工事をやり直した方もおられます。何で私が知っているかというと、防音工事をされてからグランドピアノを納品したお客様が、後日ピアノを移動して欲しいとのことで、その理由をお聞きすると部屋が全然響かないので再工事をするとのこと、ピアノは何とか我慢しても歌を歌った時に全然響かないでやむなく再工事になったそうです。

音響対策した都内港区南麻布のお客様 防音施工業者 テクニカルサウンド


テクニカルサウンドの工場にて 中辻社長と筆者



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています

 資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


もう一つのピアノの選び方のご提案

ブランドイメージとご予算に応じて新品や中古品のご購入を検討される方が一般的ではないかと思いますが、ここでは少し別の観点をご提案したいと思います。

ピアノの場合は基本設計がどれも同じなので、あまり興味がない人にはどれも同じように聴こえるようですし、特に演奏が得意でない方にとっては良し悪し、好き嫌いの判断が非常に難しいのが現状ではないかと思います。

もう一つのピアノの選び方

もう一つのピアノの選びの観点ですが、現在のメーカートップの経営哲学や組織(会社)の体質から、ピアノ選びを考えるという観点があります。

有名なブランドではスタインウェイ、ヤマハ、カワイがありますが、たぶん皆さん、それらのメーカーの企業体質や経営トップをご存じの方はほとんどいないではと思います。

一般的に有名ブランド(売り易い)ほどブランド料が上乗せされて高価格になっていますが、逆にコストパフォーマンスが高いピアノは、経営者の顔が見えて価格の割に高品質で、価格と品質を総合的に考えるとコストパフォーマンスが非常に高いピアノが存在します。

たとえばイタリアの高級ピアノのファツィオリピアノは新興のメーカーですが、現役創業者のパオロ・ファチィオリさんが「スタインウェイより弾き手のためのピアノを!」という高い理想で立ち上げ、最高級ピアノだけあり使用材料も考えらえる世界最高品質の物が使われています。

都内港区ファツィオリ・ジャパンにて代表のアレック・ワイル氏と筆者


ファツィオリピアノの創業者で現在も代表のパオロ・ファツィオリさん


ペトロフピアノはヨーロッパの老舗メーカーですが、創業家一族の5代目のスザンナ・ペトロフさんが現在社長で、今では台数ベースではヨーロッパ最大のピアノメーカーになっています。

ペトロフ社の5代目社長のスザンヌ・ペトロフさん、社長室にて筆者と



 フォイリッヒ CEO Ernest Bittner氏


このように創業者やトップの顔が見えるピアノメーカーは、今では極めて少数ですが、トップの哲学(顔)が製品の品質にも大きく反映されるという意味でとても重要です、ピアノ選びはトップの顔を見ることも、ピアノ選びの大きな判断基準になるのではと思います。

弊社のお薦めブランドもご参照下さい


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 資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの調整は超アナログの世界です!

デジタル技術はコピペで簡単に再現(真似)できますが、究極のアナログ技術はコピペが不可能で、ピアノという楽器の調整やメンテナンスも同様に超アナログの世界なので簡単には真似ができず、精密調整を体得するには繰り返しの長い年月が必要です。

調律師の仕事は超アナログ技術です

ピアノは鍵盤やアクション部分に使われている木やフェルト類の部品だけでも約6000個と云われていますが、自然素材故に必ず個々の部材の伸縮や歪みが出てきますので、これを調整するには機械ではできません。

木とフェルトを多用したピアノの複雑なメカニズム






この複雑なメカニズムを一定の方向性とバランスを保ちながらの、調律師の手で一つひとつ歪みや伸縮を修正しながら最適な擦り合せの調整をしないと、いかなる高級ピアノであれ本来の性能を発揮しません。

京都の伝統工芸等と同じで、精密調整が出来る調律師を育てるには繰り返しの訓練に長い年月がかかるので採算が合わないので、精密調整ができる調律師の数も極端に少なく、余分なコストもかかるので高級ピアノも含め大概のピアノの調整が省かれていることをご存じでしょうか?

木に埋め込まれたピンも人の手できちんと揃える必要があります


鍵盤に開けられた穴も一つひとつ最適化する必要があります


ピアノの調律とメンテナンス

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 資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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