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ピアニストのピアノを育てるという考え方

多くのユーチューバーピアニストの方にコンサート前日に、指慣らしのために弊社の3Fホールをご利用頂きますが、そのような折、帰り際に展示中の中古品のスタインウェイのアップライトが目に留まり、少し弾かせて頂いても良いですか?ということで弾いてもらいました。

※スタインウェイのアップライトは絶対数が少なく、多くの方が弾いたことがないので興味を持たれるようです。

その彼が曰く「あまり弾かれてないですね、育てがいのあるピアノですね」と仰いました。
そうなんですね、ピアノは自分好みに育てていく楽器なのです、さすがピアニスト、ピアノのことが良く分かっておられると感心した次第です。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方

スタインウェイの極上のアップライト(中古品)が入荷しました!

 



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています 

資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


調整次第でピアノの性能が劇的に変わるということを実感しました

兵庫県姫路市のお客様より嬉しいお声をいただきましたのでご紹介します。

 

長いブランクを経て55歳でピアノレッスンを再開したのですが、電子ピアノでは物足りず、グランドピアノを持つなら今しかないと思い立ちました。ピアノ選びをしているとき、東京のカワイのショールームでボストンに触れましたが、全く調整がなされていなかったのでしょうか、とても購入候補にする気になりませんでした。

ところが、浜松ピアノ店さんのショールームに置いてあったボストンは全く別物でした。
調整次第でピアノの性能が劇的に変わるということを実感するとてもよい機会となり、そのようなきめ細かな調整をモットーにしておられる浜松ピアノ店さんからボストンGP-178PEを購入することに、その場で決めました。

今はもうしていないようですが、植田社長さんの勧めで、スタインウェイのセレクションセンターで同型3台から1台を選ぶという経験もさせていただき、よい思い出となっています。

それ以来、ピアノの調整・調律は、岡山から姫路まで来ていただくのは申し訳ないと思いながら、浜松ピアノ店さんに半年ごとにお願いしています。私には特に異常なく聞こえる音も、三木さんにかかると次々と調整対象になっていきます。いつも弾いているとキーが徐々に重くなっていることになかなか気付きませんが、三木さんに調整してもらった後は、軽やかな動きになって驚かされます。

丁寧な調整をしていただくことで繊細な音も力強い音も思い通りに出すことができるようになり、心地よい音色が広がります。私のつたない技術を三木さんがカバーしてくださっているといって過言ではありません。適切な調整の積み重ねのおかげで、最近、いい音が出るようになってきました!

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資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの音色はハンマーの品質で向上します!

ピアノの弦を叩いて音を鳴らすハンマーは代表的な消耗品で音質や音色の寿命に関わる大切な部品ですが、その重要性はあまり認識されていません。

車に例えるとちょうどタイヤの役割に似ており高級タイヤの履き替えると乗り心地等が良くなるのと似て、ハンマーフェルトの品質(硬さや形状等)によって、音やタッチの質感までもが変わります。

カンカンと派手な音、モコモコしたりまろやかな音、こうした音質の違いは実はハンマーフェルトが“硬い”か“柔らかいか”による影響が大きいわけです。

スタインウェイのアップライトのハンマー

今ではヤマハ、カワイなど大手メーカーはハンマーは基本的に自社生産していますが、ヨーロッパには老舗の部品専業メーカーがあり、なかでも独のレンナー社が有名で、スタインウェイやペトロフ等のヨーロッパのピアノメーカーが採用しており、他にはアベル(独)、ロイヤルジョージ(英)も有名です。

左からスタインウェイ、ヤマハ、カワイ


左から レンナー アベル ロイヤルジョージ


ピアノを弾き込んでいくとハンマーに弦の溝がついてくるので、この弦溝をなくすためにハンマーを削ってファイリング(整形作業)をして、この作業を繰り返していきますので段々ハンマーの肉厚が薄くなっていきます。

ハンマーの新旧の比較

弦溝がついてくるのでこれをファイリング(削り)ハンマー全体の形状を整えます


上部がペッタンコになったハンマー

ハンマーをファイリングしています




余談ですが、浜松のベテラン職人さんの話によると「ヤマハのハンマーは新品の時は好いんだけれど、ファイリング(削る)すると一気に音色の線が細くなるダニ、最初からそんな風に作ってあるんだろうね」とのことでした。

この職人さんのお奨め交換用のハンマーはドイツ製のアベルですが、ドイツのレンナーやアベルのハンマーは、ハンマーを削っていっても最後まで性能が劣化せずに使いきることが出来そうですので、最初から上質なハンマーを使う方が得策のようです。

仕上げの整音作業で同じピアノでも音色が大きく変わります。


最近は古いハンマーを交換することが多くなりましたが、相当な手間がかかるのでハンマー交換には20万円以上の費用がかかります。

国産ピアノではディアパソンがレンナーハンマーを使用しています

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弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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