ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

人の意識が拡大するのはピアノも同じ

気になることに意識を向けていると意識が拡大してきて、最初は小さなことでも気になって仕方がない状態になりますが、思いあたることも多いかと思います。

ピアノも仮に自分と相性の良いピアノを入手しても、自宅の部屋で落ちついて弾いていると、どんな高級ピアノでも大概は気になるところが出てきますが、これを気にならないように修正してくれるのは調律師の技術と情熱ですが、そんな調律師はほとんどいなくて大概は、「こんなものです」と言われ、故障ではないのでクレーム対象にはなりません。

先日もスタインウェイの姉妹品の新品国産グランドピアノを購入されて1ヶ月の方から、音色が我慢ならないので買い換えたいけど、お宅では下取りをいくらでしてもらえますか?というお問い合わせを頂きました。

購入前に試弾されたんではないですか?とお聞きしたら、試弾はしたけど店頭がうるさくて音色が良くわからなかったがブランドを信用して購入したそうです。


家に届けられて弾いてみたら音色がどうにも我慢ができない、納入調律で改善するかと思ったけど変わらず我慢できないので買い換えたいとのことでした。

 

シゲルカワイのメンテナンスのご報告




ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています 

資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


伝統工法で製作される純ヨーロッパ製のペトロフピアノの魅力

純ヨーロッパ製ピアノとは、全てヨーロッパで製作されているピアノのことですが、今では高級ピアノのハンブルグスタインウェイやイタリアのファツィオリ、オーストリアのベーゼンドルファー等の高額ピアノを除けば数が少なくなっています。

そのような背景からヨーロッパではいつの間にかチェコのペトロフ社がヨーロッパ最大のピアノメーカー(台数ベース)になりました。

実はペトロフ社は4つのブランドを持ちますが、そのうち2つのブランドは中国で作り中国で販売するピアノ、あと一つは中国で中身を作り外装をペトロフ社で作るブランド(ヨーロッパ製の表示になります)がありますが、今のところ唯一、ペトロフブランドだけが全てチェコの工場で伝統的な製法で製作されていますが、しかし最近はコスト増で、これからはグランドに比べ絶対単価の安いアップライトピアノの生産は難しくなってきています。

極上のペトロフピアノの中古アップライト2台が入荷しました

 

スタインウェイの極上のアップライト(中古品)が入荷しました!







今のところペトロフは純ヨーロッパ製ピアノの中では最も安価に購入できるのが魅力ですが、それでもコストアップで今では高額になってきています。

ペトロフピアノの魅力は? 

ペトロフピアノの魅力は、合理化された現代のピアノ作りに較べ昔ながらの伝統的な工法で1台1台手間をかけて作ることで、外装も木目で凝った伝統的なデザインのピアノが多く、箱全体で無理なく鳴るペトロフの音色は、明るく柔かい木の音色で音も無理なく良く伸びるのが魅力です。

①屋外で自然乾燥した無垢材が多く使われる
(音が無理なく良く伸びる)

②工場の生産が昔ながらのローテクで、1台1台手作業の行程が多く残る
( 木目の凝ったデザインのピアノが多い)

③消耗部品にはドイツの高級部品メーカーの部品を使っています。
  (高品質で安心)


昔ながらのレトロな作業現場 ペトロフの工場にて(いずれも筆者撮影)








ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています 

資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの基本性能はメーカーのトップで決まる!

あらゆる組織(会社)の優劣(メーカーなら製品)はトップで決まると言われていますが、これをピアノ選びの観点からすると代表的なものがイタリアの高級機、ファツィオリピアノだと思います。

ファツィオリピアノの現役創業者 パオロ・ファツィオリさん


自らも演奏者であるパオロ・ファツィオリさんが、今更という周囲の反対を押し切り演奏者のために最高のピアノを作るという信念のもと1981年に創業したイタリアのピアノメーカーですが、ファツィオリさんの印象は人の好い田舎のおじさんという感じです、

ファツィオリピアノが凄いと思うことはいろいろありますが、たとえば従来のピアノは後から調整で修正が難しいところもファツィオリは修正できるようにしたことなど、良いと考える改良を全て設計段階で行っていることです。

実はこのファツィオリさんが最も頼りにしている技術者が日本人調律師の越智晃さんで彼は元スタインウェイジャパンの技術社員でしたので、彼が従来のスタインウェイのネガな部分を修正したのだ思います。

ファツィオリのフルコンサートピアノを個人所有する越智さん

越智さんはショパンコンクールで、日本人としては初めて外国のピアノ(ファツィオリ)の調整を任された調律師ですが、なんとこの時に使われたファツィオリのフルコンサートピアノを特別にファツィオリさんにお願いして個人所有していますが、その理由は経年変化をみたいのだそうです。つまり越智さんはファツィオリピアノにここまで入れ込んでいういうことの表れです。


写真左が越智晃氏、ファツィオリジャパン(港区)のショールームにて


調律師 越智晃氏のご紹介

ウィキぺディアより

シドニー国際ピアノコンクール:初めてFAZIOLIがこのコンクールに採用された2016年、最終審査に出場した全6人の参加者は、1人あたり協奏曲を2曲ずつ演奏しなくてはならず、最終審査全体として12曲の協奏曲が演奏された。その内、9曲の協奏曲がFAZIOLIでの演奏を希望され、FAZIOLI以外のメーカーのピアノで演奏されたのはたった3曲という状況になるほど参加者からの支持が圧倒的に強かった。

お勧めブランド ファツィオリ

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています 

資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ