ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

中古ピアノが必ずしも劣るとは限りません

一般に新品に比べて中古ピアノが劣ると考えられているようですが、必ずしも劣る訳ではありません。

大半の中古ピアノが新品に比べて劣る理由

中古ピアノは部品の劣化が進んでいたり、大概は新品から調整がされず調律だけで済まされているピアノが大半なので弾き難くなり、変な癖、たとえば当初の擦り合せ調整をせずに長年弾いてきたピアノはいろいろな悪い癖がついています。

それを安く販売する(コストを省く)ために、外装は一目でわかるので問題ないのですが、肝心な内部のメカニズムは簡単な修理だけで販売されるピアノが多いから、現実には中古ピアノは性能が劣ったピアノが多くなっているだけです。

楽器としての基本特性は古いピアノの方が優れている

一方でピアノの主材料の木は、鉄やプラスティックと違い年数が経過するほど、堅く強固になる特性があるので、古い弦楽器が高く評価されるのと同様に楽器としての基本特性は、古いピアノの方が新品より優れています。

条件を満たせば、新品より古いピアノの方が優れていることも多い

その条件は、消耗部品が劣化してないピアノをそれまでの癖を一度リセットしてから、丁寧に再調整をしてやると、今の新品より鳴りも良く魅力的なピアノになります。











下記のリンク先をご覧頂くと良くわかります
弊社独自の中古ピアノが商品になるまでの作業工程のご紹介

ピアノの性能を大切にお考えの方に3点の資料を無料進呈しています。



無料資料の詳しいご案内はこちらから


無料資料のお申込みはこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


浜松ピアノ店 WEeekly music vol.13

ペトロフP125F-1ウォルナット艶出し仕様 2004年製 中古品

弊社が2004年12月に納品させて頂いたものですが、所有者が高齢でお弾きにならなくなり手放された良質の中古品です。調整が完了しましたので演奏動画をアップしました。

シューマン:子供の情景 作品15より №1~3

演奏者 田中節夫

桐朋学園大学卒業後、西ドイツ ハノーヴァー国立音楽大学を経て、パリ・エコールノルマルにて演奏家資格を取得、2001年、文化庁派遣で再びパリで3ヶ月間研修する。
現在、山陽学園短期大学教授の傍ら各地で演奏活動を行なう。
ピティナ正会員 ピティナ審査員 




ピアノの性能を大切にお考えの方に下記の資料を無料進呈しています。

 



無料資料の詳しいご案内はこちらから


無料資料のお申込みはこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノという楽器の特異性と問題点を知る人は少数です

他の楽器にないピアノの特異性

他の楽器がバチとか弓や指(手)で、直接弾いたり叩いたりしますが、唯一、ピアノだけは鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦する仕組みです、しかし当たり前過ぎて注目される人はほとんどおられません。

いかに名器と云われるピアノでも、鍵盤からの力が上手くハンマーに伝わり、打弦位置も弦のスイートスポットを上手く打弦しないと名ピアニストでも上手く演奏できません、これはピアノの性能を考える上で極めて重要な問題ですがなぜか注目されません。

このピアノという楽器の特異性を深く理解されている方は極めて少数のように思います。



ピアノの特異性の問題点

ピアノの主な動的部分の鍵盤、アクション、ハンマー、ダンパー等には自然素材である木やフェルト、皮が使われていますが、自然素材は必ず伸縮や歪みが発生するので(特に新品時)この伸縮や歪みを納品前に技術者の手で十分修正してから、全体の擦り合せ調整をして初めて個々のピアノ本来の性能を発揮します。

独自の出荷調整を動画でご案内しています

さらに静かなご自宅で落ちついた気持ちで弾いていると、部屋の広さや音響も異なることもありますので、必ず演奏者の気になるところがたくさん出てきます。

これを演奏者の好みに沿ったタッチや音色にするための調整や整音が必要になります、これが納入調整の本来の作業です。

この丁寧な出荷調整(新品で約3日間)と納入調整をしっかりやると、たとえ安価なピアノでも表現力のある魅力的なピアノになりますが、逆に高級ピアノでも本来の魅力が出ない表現力のないピアノになります。

最近はコスト削減で名だたる高級ピアノでも納品前の出荷調整が省かれており、納品後のメンテナンスも調律だけで済まされていますので安価なピアノなら尚更です。

大半がメンテナンスも調律だけで済ませているので、新品ならまだしも、そのうち益々弾き難いピアノになってきます。それで不満を訴えると、そろそろ高級ピアノに買い替えの時期ですね、と言われているのがピアノの業界の実態です。

特に指の力がない小さなお子様の場合は、調整ができていないピアノでの練習は最悪です。

独自の出荷調整を動画でご案内しています

そのような事情があり、いくら、いろいろなピアノを試弾して回っても、展示されているピアノは調律だけで、肝心な調整が十分に出来ていないから本来の性能を発揮していないので、あまり意味を持ちません。

ピアノの性能を大切にお考えの方に3点の資料を無料進呈しています。








無料資料の詳しいご案内はこちらから


無料資料のお申込みはこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ