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人の意識は拡大していきます。

チェコ・プラハのカレル橋にて



人は気になるものに常に意識が向きますが、意識が徐々に拡大してきて以前はそれほど感じなかったものにも違和感を大きく感じてくるようです。

ピアノもご自身の弾くピアノの音色や響き、タッチ感に意識が集中しますが、少しの雑音や音色の不揃い、タッチ感等に気になるところがあれば、演奏するたびにそこに意識が集中、拡大してくるので、最初は少し気になる程度だったものが、そのうち我慢できなくなります。

よくある例としては、お気に入りのピアノを購入しても、ご自宅の静かな環境で心穏やかにピアノを弾いていると必ず、今まで気がつかなった雑音や音色や響き、タッチ、その他、様々な気になるところが出てきます。

ピアノ部屋の音響等の違いもあり、試弾の時のイメージと違ってきますので、違和感があれば納入調整やその後のメンテナンスで、雑音も含め、よりお好みのタッチや音色に仕上げていく必要があります。
 
既に長年お使いのピアノの場合は、気になるところが出てきたら、一度、時間をかけて丁寧な整調と整音をしてもらえば、ずいぶん気持ちが良いピアノになると思います。

ピアノの調律とメンテナンス

 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


マンションのピアノの防音対策について

マンションの防音対策についてテクニカル・サウンドの中辻社長(写真)からの受け売りですが、私なりに解釈してご説明させていただきます。
(有)テクニカルサウンド 大阪府泉南市男里4-7-27 電話番号 072-480-1900  


マンションのピアノに対する防音を考えると、彼のレクチャーを受ける前は集合住宅であるマンションの方が、一戸建ちの家よりも防音が厄介なように考えていました。
でもよく彼の話を聞いてみると、意外にもマンションの防音の方が楽なのだそうです

その理由として、特にここ10年位に建てられたマンションは、壁の厚さが150mm~180mmと厚く、壁だけで45db~50dbの防音効果があるのだそうです。

ただ、音の伝導には個体振動音?と空気伝波音の2種類があって、マンションで特に問題になるのが階下に伝わる個体振動音のようです

ここで云う個体振動音といのは例えば、壁を直接、金槌で叩いた時に伝わる種類の音なので、これはいくら壁を厚いコンクリートにしても、少しの振動でも明確に向こう側に伝わります。

こんな感じで詳しく解説してくれました


マンション(集合住宅)の場合、ピアノの音が一番伝わりやすいのがすぐ下の階だそうで、それは音自体が下の床を共振させるということもありますが(空気伝播音)もう一つ、ピアノのペダルや鍵盤を叩く振動が階下へ個体振動音として伝わるからというのが理由のようです、

 それ以外はピアノの音も空気伝波音(テレビやオーディオの音)ということになるのでマンションの壁の厚さである程度カバーできるとのことです。

ですからマンションの防音を考えた場合は、一番に下の階に振動(音)をいかに伝えないようにするかが一番の要のようです。

マンションの防音も完全防音?ということになると困難ですが、演奏の時間帯を選べは簡易的な部分防音でも対応できそうです。

マンションでも賃貸の場合は防音工事そのものが禁止?されている(出る時に現状回復が条件)ので、原則として工事ができません

そこでこの会社が考案したのがピアノ架台(写真)です。

 
  300㎏以上あるグランドピアノを床から浮かして床と架台の間に空気層を作るためにはこの位の頑丈な台が必要になるようです。

個体振動音を階下に伝えないために、床からピアノ架台を浮かして、間に空気層を作るために、ゴムでピアノ架台全体をゴムで支えるように工夫されています。



価格はオーダーメードの手作りということですので25万円前後とお値段は少し張りますが効果があると思います。

もちろん自己所有のマンションでも、床全体を二重構造にする防音工事に比べ費用も格段に安くあがりますので、費用対効果からみてもお得なように思います。

ピアノの防音対策

防音のテクニカル・サウンド

 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


今はマス・カスタマイゼーションの時代だそうです

最近はモノからコト、カスタマイゼーション(customization)、IOT(internet of things)などのキーワードがよく出てきますが、ピアノという楽器は、もともとカスタマイズ(イージーオーダー、お客様の希望に合わせる)されるべき楽器なのです。

家電製品等はどれも同じすが、ピアノは音色や響き、タッチという特性に関していわばイージーオーダーの商品なのですが、残念ながら一般にはほとんど理解されていません。

自然素材を多用し複雑なメカニズムを持つピアノとい楽器は、同じ器種でも、最初から微妙に音色や響きが異なりますが、これを整調・調律・整音することで大きく持ち味が変り、さらに演奏者の好みのタッチや音色や響きにカスタマイズするのがピアノ本来のあるべき姿です。


ピアノの選び方とその問題点

弊社のメンテナンス風景、先ずは鍵盤を外してピン磨きと掃除から
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グランドピアノの基本、棚板調整

鍵盤からのパワーをロスなく弦まで伝えるために、鍵盤フレームと本体の棚板を隙間なく密着させる作業です。
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 棚板と鍵盤フレームに隙間があるとパワーロスになるので密着するように調整します。
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定期のメンテナンス(定期調律)でも、調律の前に、これらの作業の他にまだまだやるべき作業がたくさんありますが、多くは調律だけで終了していますので、大多数のピアノが、徐々に弾き難く音色の劣るピアノになり、ピアノ本来の性能を発揮していません。

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