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中古ピアノのメリット・デメリット ②

新品以上に性能差が出るのが中古ピアノの大きな特徴です。

中古ピアノを本来の性能まで回復させるには、目に見える外装の修理や磨きは勿論ですが、内部の錆び落としから始め、部品の修理や消耗部品の交換が必要です。

また以前の環境や前のユーザーの癖がついているので整調と整音だけでも新品の何倍ものコスト(手間)がかかりますが、それらのコストを省けば省くほど性能(タッチ、音色、表現力)が劣ります。

ベアリングのピンもピカピカにします。


鍵盤下のピン(バランスキーピン・フロントキーピン)磨きです。


弦が巻きついているチューニングピン、約230本ありますが、指で1本ずつ磨きます。

しかしネット販売や展示即売会等で安売りされる中古ピアノは厳しいコスト的な制約があるので、最低限のクリーニングと修理だけで済まされているものになります。

これでは故障はしないまでも、弾き難く音色の劣る中古ピアノになりますが、現状では中古ピアノの購入者の大半の方がピアノ初心者なので、当初は性能に関してはクレームにはなりません。

しかし上達するにつれて性能(音色やタッチ、響き等)に対して強い不満が出てきますので、性能向上のために新たに高額の出費が必要になることがあります。

当店でピアノを選ぶメリット

>中古ピアノのメリット・デメリット③

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノのメリット・デメリット

メリットは安いこと、デメリットは再調整の手間と消耗部品の寿命、交換の高額なオーバーホール代

中古ピアノの実態

 日本国内の新品ピアノ販売はここ数十年も毎年減少してきて、今では過去のピーク時の10%以下の販売台数になっていますで年式の新しい中古ピアノは少なくなっています。

逆に中国はピアノブームでピアノ人口は増え続けていますので、安価な日本製の中古ピアノが人気なので、ここ十何年も大量の日本の中古ピアノが中国に輸出され続け、今ではもう国内には相当古い中古ピアノしかなくなってきています。

そんな背景(中国へ輸出するため)から売り出し広告よりも不要ピアノの買い取り広告の方が圧倒的に多く、「ピアノ、売って頂戴!」というテレビ広告まで出るようになりました。

なのでもう国内の良質な中古ピアノの数が少なく、その中古ピアノもファーストユーザーからのものでなく、古い中古品が再販されることも多くなっていますので、消耗部品の寿命が心配なピアノが多くなっています。

※ピアノの消耗部品はハンマーや弦、フェルト類です。
 

弊社 1Fに展示中のリニュアルされたピアノ。

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新品以上に必要な整調と整音

さらに中古ピアノを快適なピアノに仕上げるには今迄の癖を無くす必要もあり、快適なピアノに仕上げるためには鍵盤調整やアクションやダンパー等の整調や、ハンマー整形や整音作業など相当な調整作業(整調・調律・整音)が必要です。

しかし絶対額を安くする必要がある中古ピアノは、最低限の外装のクリーニングと修理だけで済まされているものが大半で、弾き難く響きや音色の劣るピアノになり、そろそろ消耗部品の交換も必要なものが多くなっています。

現状では極力安価な中古ピアノを希望される方の多くがピアノ初心者なので、短期間で故障しない限り、タッチや音色に関してはクレームにはなりません。

弊社 1Fに展示中のヤマハの木目のピアノです。

dsc_0360

消耗品の程度の良い中古ピアノを吟味して選ぶ必要があります。

しかし長期の使用や快適(表現力豊か)なタッチや音色、弾き心地等を考えると、大半の中古ピアノの調整が全く不十分です。

しかし本格的なリニューアル(全ての消耗部品を新品に交換)をしてから丁寧に調整を施すと、古いピアノでも本来の(今の新品以上)魅力的な響きや音色、タッチになります。

ただ全て手作業になるので作業効率が悪く工賃も多くかかり、外装のリニュアルや部品代も含めると販売価格もだいたい同型の新品の国産ピアノに近くなります。

そのような背景がありますので、お子様の練習用で続くかどうかわからないので当面、故障なく弾ければ良いとお考えの場合は、予算的に低価格の中古品でもやむお得ないかも知れません。

中古ピアノのメリット・デメリット ②

中古ピアノのメリット・デメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


国産グランドならディアパソンを候補に加えませんか!

国産ピアノでも魅力的な個性を多く持つディアパソンはいかがでしょうか!
音色や響きの違いがわかる、ピアノ愛好家の方には特にお薦めです。



ヤマハ、カワイと違う、ディアパソンならではの特徴


1本張調弦にあえてフェルト(赤)を敷いて高周波の雑音を防ぎ、弦の中央部の美しい響きを大切に考えている


他社はターン張調弦(1本の弦をターンさせている)極力、弦の端から端まで鳴らすような考え方。



独自の大橋フレーム(弦を支えている枠組み)
大橋フレームとは、故、大橋幡岩氏が設計した独自のフレームで、今もその魅力が語りつがれている伝説のフレーム。

ちなみにピアノの設計(個性)を語る時、多くの違いはこのフレームの形状による違いが大きく、ピアノ設計の基本。



透かしの入った魅力的な譜面台
見た目の優雅さもさることながら、演奏者に自分の音が良く聞える。



重要消耗部品にドイツの高級品を採用
弦はドイツのレスロー社、ハンマーもドイツのレンナーハンマーや天然高級皮革を採用
 
⑤装飾が施された脚


⑥ヤマハ、カワイの高級機種並みの出荷調整




この内容で価格も安価です。

この奥行き183㎝の大橋フレームを使って¥2.750.000-内容を考えると随分割安です。

その理由の一つが、他ブランドのように、いわゆるブランド料が上乗せされていない分価格が抑えられていますが、他にも理由があり。

詳しくはHP
お薦めブランド ディアパソンをご覧ください。

ディアパソンを購入されたお客様の声

 

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