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優秀な調律師の定義

優秀な調律師とは?

当たり前のことを順番通り、手を抜かず早く正確に作業ができる調律師ということになります。

技術自慢の調律師が多いのですが、この定義に照らすと技術自慢はおかしいということになります。なぜなら当たり前の作業を当たり前にやるだけですから。

ただ言葉で云うのは簡単ですが、実際にはこれらがきちんと出来る調律師は全国的にみても極めて少数のように思います。









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


快適なピアノ=基本性能+丁寧な調整+音響

弾いて気持ちが良いピアノは、ピアノの基本性能と丁寧な調整、部屋の音響で決まります。


弾いて気持が良いピアノを考えた場合は、3つの要素を満たす必要があります。

ピアノの基本性能+丁寧な調整+部屋の音響という3つの要素を高いレベルで満たす必要があり、さらに現実にはご近所の迷惑にならないように防音の配慮も必要になりますし、それを維持するためには部屋の温度と湿度管理も重要になります。

都内南麻布のマンション、現在、防音と音響の工事中
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3つの要素を満たす都内港区のファツィオリジャパンのショールーム


舞台の反響板、客席まで快適な音を飛ばすために必需品
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3つの要素はどれも外せないものばかりですが、予算面で考えると、ピアノ代金と部屋の音響と防音は高額ですが、一番安価なのが丁寧な調整(整調・調律・整音)となります。

納入前の出荷調整(整調・調律・整音)と納入後の丁寧な調整が不可欠です
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予算配分としては、ご予算に応じたお気に入りのピアノを購入して、これに丁寧な調整を施しご自身で温度・湿度(加湿器と除湿機を併用)すれば、満足度の高いピアノライフの持続が可能なように思います。

ピアノの選び方とその問題点

ピアノの防音対策

ピアノの調律とメンテナンス

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植田 信五


調律が狂いやすい条件

「調律がもう狂ってきた」このような声をよく聞きます。なぜうちのピアノは調律が早期に狂うのか、どうしたら狂いにくくなるのか。

実は調律には狂いやすい条件が大きくわけて4つあります。

①よく弾く

毎日よく弾く、つまりハンマーで弦を叩く回数が多いまたは強打されると、弦が振動されて伸び、少しずつ狂ってきます。

②弦が新しい

弦楽器されている方は分かると思いますが、新しく弦を張るとチューニング(調律)してもすぐに音が下がってきます。
新しい弦はある一定のところまで伸びるのでその間はどんどん音が下がり、頻繁に引っ張ってチューニング(調律)が必要です。これはピアノも同じで、新しい弦つまり新品のピアノは弦が一定のところまで伸び、安定するまでに早くても2〜3年はかかるためその間はどんどん音が下がって(狂って)きます。

③空調管理が行なわれていない
これは温度と湿度です。
例えば冷暖房の風を直にピアノにあてると弦やフレームが伸縮しすぐに狂ってきます。

次に、調律する際の温度から±3度以上の変化があると同じく弦やフレームにも影響するので弾かなくても狂ってきます。調律時の温度に戻すとピタッと合ってきます。

最後に湿度変化です。多湿も過乾燥もピアノには良くないですが、どちらかといえば過乾燥が調律には影響します。50%前後だと大丈夫ですが、30%台の過乾燥は木材が痩せネジが緩むのです。よって調律ではチューニングピンが打ち込まれているピン板が痩せチューニングピンが緩み、結果音が大きく下がってきます。

④古くなるとチューニングピンが緩くなる

古いピアノもピン板が経年変化で痩せてくるので同じ結果になります。
その場合は、チューニングピンを一回り太いピンに交換する必要があります



うちのピアノは調律が狂いやすいなと感じたら、これらの条件に当てはまってないか確認してみてくださいね。


※余談ですが、最近は床暖房している家が増えてきました。意外と知らない床暖房は過乾燥の原因の一つで、ピアノの下に断熱パネル等の処置を行わないと上記のような結果になるだけでなく、本体やアクションに多く使用されているネジも全て緩んできますので注意が必要です。

ピアノの寿命は何年くらいと考えるか?



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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