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ピアノは整調と整音でタッチと音色が大きく変わる楽器です

同じピアノでもメカニズムの伸縮や歪みの修正と丁寧な擦り合せ調整で表現力が大きく向上すると同時にタッチや響きも快適になりますが、音色も仕上げの整音で演奏者の好みに合わせることが可能なので弾いた時の印象もずいぶん変わる楽器です。


たとえばハンマーを固くすればきらびやかな音色になりますし、逆に針を刺してクッションを作ってやるとしっりとりとした音色になりますので、整音で演奏者の好みに合わせた音色に仕上げることができます。

スタインウェイの音色をホロビッツの好みの音色とタッチに変えた専属調律師のフランツ・モア氏の話は有名です。

フランツ・モア氏
元ニューヨークスタインウェイのチーフチューナー、調律の神様といわれホロビッツ、ルービンシュタイン、グレングールド等の調律を手がける


そのフランツ・モア氏がスタインウェイをホロヴィッツの希望に合わせた音色やタッチに仕上げるのに相当苦労されたと著書で述懐しています





ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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本来の調整を知らずにピアノの性能を語ることはできません。
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


本来の出荷調整(プレップアップ)とは?

納品する前にメーカーや販売店が調整する作業を出荷調整(プレップ・アップ)と云います。

丁寧な出荷調整で同じメーカーの同じ型番の新品ピアノでも、性能(音色やタッチ、響き)が大きく向上しますが手間がかかるので、現実には最低限の調整しか行われず納品され調律だけで済まされています。
  
本来の出荷調整では、一通りの調整を行うには手慣れた技術者でも新品で3日間(中古品なら倍以上)かかる作業ですが、現実にはコストがかかるので国産の新品グランドピアノでもメーカーで行う出荷調整は数時間で済まされていますが、今では代表的な高級ピアノのスタインウェイでもメーカーが日本で行う出荷調整は5時間に制限され、後は定期調律で済まされています。

しかしながら、同じ新品ピアノでも3日間をかけた出荷調整を行うと、いかなるピアノでも100点満点で云えば30点は性能が向上します。

すなわち、いかなるピアノであれ、力まなくても無理なく大きな音が出て、ピアニシモ(囁くような小さな音)も音色の粒が揃って綺麗に出すことが出来るようになります。

弊社で通常行う出荷調整の代表的な各作業シーンを短い動画に編集してご紹介しています。(実際には他にもたくさんの調整作業が必要です)

当店でピアノを選ぶメリット

ピアノの調律とメンテナンス


ピアノの性能を大切にお考えの方は是非、ご理解ください。








№1 鍵盤調整  まずは全ての土台になる鍵盤整調から始めます




№2   キーフロントホール整調作業の動画(56秒)
 




№3   棚板(ベティングスクリュー)の調整作業の動画(55秒)


 


№4 鍵盤傾き調整と高さ調整作業の動画(59秒)






№5 弦合わせ調整作業の動画(57秒)





№6   サポート合わせ調整作業の動画(56秒)






№7    バックチェック合わせ調整作業の動画(54秒)


№8 ジャック前後・高さ調整


ジャック前後調整作業の動画(41秒)

ジャック高さ調整作業の動画(39秒)





№9    鍵盤の深さ調整

白鍵の深さ調整作業の動画(48秒)



黒鍵の深さ調整作業の動画(51秒)





№10 ハンマー接近調整作業の動画(59秒)





№11    ハンマードロップ調整作業の動画(42秒)

 

 

№12   打弦距離調整作業の動画(58秒)






№13   ハンマーストップ調整作業の動画(57秒)


 



№14   レペティションスプリング調整作業の動画(59秒)



№15    ダンパー調整作業

ダンパーレバー・ブロック調整作業の動画(57秒)

 



ダンパーかかり調整作業の動画(59秒)

 

ダンパー総あげ調整作業の動画(58秒)

 

ダンパーストップレール調整作業の動画(60秒)
 


№16 調律作業の動画
(50秒)

 

№17    ハンマー弦あたり調整作業の動画(56秒)

 

№18 ハンマー弾力調整作業の動画(59秒)


 

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植田 信五


ピアノの生産国表示の業界ルールとは?

最終調整をした国を生産国表示するというピアノ業界の世界的なルール

これを拡大解釈するとペダルを外した本体とペダルを別々に部材という名目で海外から仕入れて、日本(本国)でペダルを取り付けると日本(本国)製のピアノということにもなります。

業界用語でファースト・ライン、セカンド・ライン、サード・ラインという言葉がありますが、これの意味は本国で全て製造されたものがファースト・ライン、他国で委託生産してから本国で最終仕上げしたものがセカンド・ライン、全て他国で委託生産されたものがサード・ラインという意味でよく使われます。

本来の意味での日本製、ドイツ製はファースト・ラインですが、今ではヤマハ、カワイをはじめヨーロッパの老舗ブランドも多くがセカンド・ラインかサード・ラインで製造されており、今ではファースト・ラインはスタインウェイやファツィオリ等の高級ブランドか一部の高級品に限られます。

なぜピアノを中国で生産、或いは委託生産されるのか?

今は中国が世界最大のピアノ市場ですが、日欧米で作ったピアノを中国に輸出すると35%の高関税をかけられるので、この問題を解決するには中国でピアノを生産する必要があり残りを関税がかからない日欧米に輸出するようになっています。

ただ最近の中国は我々が想像する以上の不景気のようで高額品のピアノが売れなくなり、今迄は飛ぶように売れていたヤマハ、カワイの中古ピアノですら売れなくなり、ましてそれより高額な新品ピアノは全く売れなくなりお陰でヤマハの株価も下がったほどで、中国に30社以上あるされるピアノメーカーも半数が倒産したとのニュースも伝わってきます。


ヨーロッパメーカーが委託生産している中国№3のハイルーン社の広報誌より





中国で委託生産された老舗のヨーロッパブランドも魅力的です

中国で委託生産されたヨーロッパブランドは本国生産の1/3程度の価格になり、ヤマハ、カワイより安価ながら、日本での調整次第ではヤマハ、カワイ以上に高性能でヨーロッパブランドならではの風情と魅力を持ちます。


お薦めブランド ウェンドル&ラング

お薦めブランド フォイリッヒ


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