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電子ピアノで練習してもピアノは上達するか?

指さばきの練習にはなりますが、特にクラシックピアノの練習には不向きです。

電子ピアノの鍵盤のメカニズムは生ピアノに似せていますが、単なるスイッチで内蔵のセンサーで強く叩くと大きな音がして弱く叩くと小さな音がするという仕組みで音の旧弱はつきますが、音色の変化はできません、これはどんな高級電子ピアノも同じです

アップライトピアノのメカニズム スタインウェイK-132

ですから一流のピアニストが弾いても、素人が弾いてもあるいはデーターで鳴らしても、同じ音色になるのが問題ですし、何よりもデジタルとアナログの違いで音色や響きが心に響きません。

ローランドの創業者の(故)梯さんが、ピアノは三本の弦で音を出しているが電子ピアノはまだ1本の弦で鳴らしている感じでまだまだ改良をしなければと仰っていました。

ポピュラー、ジャズピアノならOK

ところでポピュラー・ジャズピアノはクラシックとは別の感性が必要で、それはリズム感やコードでの即興演奏、ドラムやベース等他の楽器とのセッションが重要ですので電子ピアノや電子キーボードでも何とかなります

そのような特性の違いがありますので、もしポピュラー・ジャズピアノ教室に通うなら電子ピアノ(電子キーボード)でも何とかなりますが、大概のピアノ教室は音大を出た先生がクラシックピアノを教えておられるので、電子ピアノではクラシックピアノを教えることが出来ないと判断されます。

 

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資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ヨーロッパからの輸入ピアノは赤道を2回通ります

ヨーロッパから船便で輸入するピアノは時間をかけて赤道を2回通るのでコンテナ内部の温度や湿度は想像を絶する過酷な環境でピアノ全体が大きく狂います。




内部の繊細なメカニズムも大きく狂います


例外的に高額で台数の少ないファツィオリ等は、航空便で1台1台取り寄せるのでピアノはほとんど狂いません。




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表現力豊かなピアノの条件

丁寧な調整で初めて表現力豊かなピアノになる

具体的には難しいピアニシモ(小さな音)も均一な音色で楽に出せ、大きな音も力まず出せ、いわば唄うように弾けるピアノのことで、これは新品・中古・安価、高級に関わらず丁寧に調整することで可能になります。

音色も仕上げの整音で、ある程度好みに変えることが可能

ピアノ自体が持つ固有の音色もありますが、それでも演奏者の好み合わせて煌びやかな音色やソフトな音色に変えることが仕上げの整音である程度可能です。

スタインウェイは10、ヤマハは4の表現力しかない

筆者がピアノ日誌でピアノの性能は価格の違い程の性能差はないと書いたところ、あるピアニストの方から歴然とした差がある。スタインウェイが10の表現力があるとすれば、ヤマハは3から4ほどの表現力しかないと反論されました。

性能差の原因はメンテナンスの差の方が大きい

ホールのピアノの実態を良く知る演奏者からみれば当然の意見ですが、その理由は大概のホールのスタインウェイは1年に1度、保守点検と称して普段の調律とは別に2日間かけて調整と整音を行いますが、ヤマハ、カワイは調律しかやらないので表現力が劣るピアノになっています。

もしヤマハ、カワイも国際コンクールに持ち込むピアノほど丁寧に調整や整音を施せば、実際には出場者が選定に迷うほどの性能差しかありません。

ピアノのメカニズムはどのピアノも同じなので、いかなるピアノも鍵盤から打弦するまでのメカニズムがロスなく動き、ハンマーが弦のスイートスポットを正確に打弦出来れば弾き易く表現力豊かなピアノになるし、それに反すればいかに高級ピアノであっても弾き難く表現力が劣るピアノになります。

1千万円超えの輸入高級ピアノは、あらかじめメーカーの工場で入念に調整されてから出荷されますが、日本への輸入の際はコンテナ船で赤道を2回通過して来るので、日本での再調整が必要ですが、最近はそれがかなり省かれているのが気になります。

その上で、納入後のメンテナンスも同様に丁寧な調整を継続的にに行わないと、いかに高級輸入ピアノであっても表現力の劣るピアノになります。

スタインウェイの2日間のメンテナンス(保守点検)風景


調整を理解せずしてピアノの性能は語れない

調整の基本(土台)の鍵盤調整 毎回のメンテナンスでも小まめな鍵盤調整が必要です







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