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フルコンサートピアノの魅力

フルコンサートピアノを上からみるとこんな感じです(スタインウェイD-274)
奥行は274㎝です



下から見るとこんな感じになります(D-274の模型)



スタインウェイのアクション


低音域の明瞭で柔らかい音色と豊かな表現力が魅力です

フルコンサートピアノは一番奥行が長いので絶対音量が大きいは勿論ですが、写真でわかるように中・高音は大した長さではないのですが、小型ピアノに比べ低音部の巻線を長く張ることができるので、その分、低音部の巻線が細くて済みますので(小型のピアノほど低音部が短くなるのでの巻線が太くなる)明瞭で柔らかい魅力的な低音が出るのが魅力の一つです。

さらに最適な打弦位置は弦の八分の一あたりを打弦するのが良いとされていますが、その分小型ピアノに比べ鍵盤の奥行も長くなる(鍵盤自体の大きさは同じ)ので弾き易く表現力が豊かになります。

生徒がコンクール出場に際しての先生のお悩み

お薦めブランド スタインウェイ

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが
丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


アンティークピアノの魅力と問題点

普通の中古ピアノとは違い100年落ちのピアノをリニューアル したもの、いわゆるアンティーク(ビンテージ)と呼ばれるピ アノは、ノスタルジックな魅力があり、一部の愛好家に人気が あります。

ショパンが愛したと言われるプレイエルピアノ、田中節夫先生所有
奥に見えるのは現役のスタインウェイセミコンサートピアノ


弊社の講師もされており、上記のプレイエルを所有され ている田中先生にアンティークピアノの魅力についてお 聞きしてみました。

何で、こんなに古いピアノが好きなんですか?

曰く、今のピアノは工作機械が進化して緻密にできていて 良いのですが、ユニバーサルデザインというのか、個々のピア ノの個性が少なくなりました。 昔のピアノは民族固有の個性みたいなものがあり、ノス タルジックな魅力もあり、今のピアノとは違った魅力を 感じますとのことでした。

まあ、そう云われれば、そんなものかとも思います。


修復されたクララ・シューマン(シューマンの奥さん)が愛用したと云われる1877年製のグロトリアン・スタインヴェック

修復されたクララ・シューマン愛用の1877年製 のグロトリアン・スタインヴェック




京都芸術センターにあるリニューアルされた1910年製 のペトロフピアノ

下のスタインウェイは、ピアノ1台で家が何軒も建つと 云われた頃?1920年代にハンブルグで制作されたK-13 2、最初はイギリスのマンチェスターで販売され、中古 品として日本に輸入、リニュアルして、弊社が販売、 代が変わり弾く人がいないので、販売元の弊社が引き 取り再度、リニューアルしたものです。

リニューアルした1920年代のスタインウェイでアン ティークカフェでコンサート


アンティークピアノの問題点

心配なのはピアノの内部には接着箇所が膨大にあること

魅力的なアンティークピアノですが、心配なのはピアノの内部には接着箇所が膨大にあり、それらの膠(にかわ)の接着面もさすがに100年も経過すると脆くなっていることです。

響板の割れ目を埋め木して修理されたグロトリアン・スタインヴェックの響板の裏側


セカンドピアノとして使用が望ましい

そのような事情からファーストピアノではなく、セカンドピアノとして丁寧に使用し、空調管理(温度湿度)も万全を期す必要がありますが、それでも想定外のところが剥がれて故障する可能性があります。

しかも意外とつまらないトラブルになる可能性があり、その修理も厄介なことになることが多いので、メンテナンスの大変さ(費用)も頭に入れておく必要があり、それらを懸念してアンティークピアノのメンテナンスは請け負わない調律師も多いので、何かあってもすぐに駆けつけてくれ、面倒な修理も気軽に対処してくれる、近くに住む古いピアノの修理に長けた調律師の確保が必要です。

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浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノは十分に試弾してから購入して下さい

ピアノを試弾せず購入すると後悔しかない

最近、カタログと販売員の言葉を信じて試弾せず購入するも、いざ届けられたピアノを自宅で弾いてみると、返品したいレベルの性能で納得できず、納入調律が終わると解決すると思っていたがそれもなく、不満を調律師に伝えると「こんなものです」という返事、どうすれば良いですか?というご質問をいただきました。

調整のためにお預かりした新品ディアパソンのエピソード

メーカーの圧倒的な調整不足が原因

ピアノという楽器はメカニズムの自然素材の歪みや伸縮を調律師の手で修正し擦り合わせ調整を丁寧に行って初めて本来の性能を発揮します。しかしこれには新品ピアノで最低でも3日間の作業時間が必要です。

しかし効率重視の現代ではコストアップになるので、メーカーが行う出荷前の調整は国産グランドで2時間半、プレミアムシリーズでの8時間、あのスタインウェイですら国内での出荷調整は5時間に制限されています

足らずの調整不足は販売店で行うしかないのですが、販売店には出荷調整を行う習慣がないので、圧倒的な調整不足のままお届けになるので、結果として現場で性能に対する不満が出ます。


他府県からのグランドのご試弾が増えています

 

丁寧な出荷調整(納品前の調整)で本当のピアノの性能が決まります!

 

解決手段は丁寧な調整(延べ3日間)しかありません

新品ピアノの一通りの調整には手慣れた調律師でも3日間(中古品なら1週間以上)の調整作業が必要なので、一旦お届けしてからの調整はかなり難しく費用も20万円以上必要になります。













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