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鍵盤が重いとのお悩みのご相談

ご相談内容

音楽科の高校生へ通う娘が、自宅で ヤマハ YUS1 を使用しています。 17年ぐらい前の製造、中古で購入をし、2年目です。 先日の調律の際に、鍵盤のピンを磨いてグリスのようなものを塗って頂きましたが、 どうにも鍵盤が重いとの事です。

学校では、カワイのアップライトで練習をし、ヤマハのグランドでの演奏もするのですが、 いずれも軽くて弾きやすいそうです。 ヤマハ YUS1 は、鍵盤が重い設計なのでしょうか? それとも、他に、軽くする方法はあるものでしょうか? ちなみに湿度管理もしております。 お忙しいところ恐縮ですが、宜しければお返事よろしくお願いいたします。

調整の基本は鍵盤調整です

明かに鍵盤調整が不足しています

18年ほど経過したピアノなら軽くピンを磨く程度では錆が落ちません、この錆を落とすには金属たわしで1本1本磨く必要があるので、この作業だけで1日はかかります。






ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中国でピアノを生産する理由は異常な元安のため

今は中国が最大のピアノ生産国で最大の市場であること、中国にピアノを輸出すると35%の関税を取られること、中国の人件費の安いのが中国でピアノを生産する主な理由と考えていましたが、実は他にもっと大きな理由がありました。

ピアノの生産国表示の業界ルールとは?


中国の高関税とピアノ業界


最大の理由は中国の元の為替レートが異常に安いこと

トランプさんが中国製品に500%の関税をかけるとの話が出ていますが、それは元の為替レートが対ドルで、為替が本来の理論値より500%ほど安いことにあるようです。

普通なら為替レートは国の政策金利や投機取引で上下しますが、中国共産党は資本取引を国が認めていないのでこのような異常な為替レートになっているようで、理論数値より500%安い為替レートなら中国製のピアノは本国の五分の一の価格で輸入できることになります。

※為替の理論数値とは

双方の国の通貨発行量の割り算で出るそうで、ちなみに円の対ドルの為替レートの理論数値は1ドル120
円位のようです。



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調整の基本は鍵盤調整です

全ての基本、鍵盤調整とは

鍵盤調整とは、全ての鍵盤がスムースに動き、黒鍵、白鍵、全ての鍵盤の高さと深さを一律にする作業のことで、これだけの作業で新品で1日、中古品だと2日の作業時間が必要ですが、この上にアクションが載るので鍵盤が不安定だと全ての調整が狂い、タッチが重くて弾き難く、表現力の劣るピアノになりますが、現実にはほとんどのピアノの鍵盤調整が省略されています。

丁寧な鍵盤調整は時間がかかるので納品前(出荷調整時)に行い、その上で定期メンテナンス時も微調整が必要ですが、地味な作業で手間もかかるので最高級ピアノを含め大部分のピアノの鍵盤調整が省かれているのが問題です。

一度、丁寧に調整されたピアノを体感する必要がある


一つの鍵盤を2本のピンで支えているので、先ずすべてのピンを磨きます






鍵盤側のクロスの隙間を適正化します





鍵盤を支えるピンも適正化します



鍵盤の高さと深さを均一にします


独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します

調整のためにお預かりしたディアパソンのエピソード

ピアノ講師の方からヤマハのC6Xが弾き難いとご相談がありました

 

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