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老舗のオーストリア・ブランドのウェンドル&ラングの調整が完了しました!

奥行きは151㎝と最近人気の小型グランドで、しかも外装はウォルナット艶出し、デザインはチッペンデール(猫脚)というステキなグランドピアノですが価格も約184万円(税込み)と魅力的なお値段です。
ウェンドル&ラング(Wendle&Lung) AG-151Wチッペンデール仕様





なかなか時間が取れなくて調整が遅くなったのですが、やっと調整が完了しました。

ウェンドル&ラングは1910年、オーストリア・ウイーンで創業の老舗ブランドですが、最近は中国のハイルーンという中国三番手のメーカーで委託生産されていますので、本来のヨーロッパメイドの三分の一くらいの価格での購入が可能になっています。

この種のピアノは丁寧な調整を施すと、驚くほど弾いて気持ちが良いピアノの仕上がりますので、良く調整されたウェンドル&ラングを、ぜひ一度、弊社でご試弾下さい。

知っておきたい生産国表示の業界ルール

お薦めブランド ウェンドル&ラング

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調整(整調)がピアノの性能(タッチ、音色、表現力)にとっていかに重要なことか!
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新品グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


才能の違いは4倍、しかし情熱の違いは100倍の違いを生む!

日本電産の創業者、永守重信さんが読売新聞のコラムでこのような意味のことを云われていたと記憶していますが、残念ながら、今の有名ピアノメーカーの社長さんで、生ピアノに対する情熱がある社長さんはほとんどいないのではと考えています。

私が考えるピアノに対する熱い情熱を持つ経営者といえばこのお二人です。

ファツィオリピアノの創業者のパオロ・ファツィオリさん、彼のお蔭でファツィオリは短期間でスタインウェイに並ぶ世界のトップブランドになりました。
 

もう一人はペトロフピアノの5代目社長のスザンヌ・ペトロフさん、彼女のお蔭でペトロフ社は、現在ヨーロッパ最大規模のピアノメーカーになりました。


 ところで過日、カワイ楽器の重役の方が弊社にご来店、ゆっくり話をする機会がありました。

この重役はシゲル・カワイのコンセプトを作り上げた方で、ピアノと云う楽器は、丁寧な調整をすれば素晴らしい楽器になるということを良く理解されている珍しい?重役さんで、彼の主張の丁寧な調整の実現のお蔭でシゲル・カワイが成功したと仰っておられました。

その話の中で、これからのディアパソンというピアノを、シゲル・カワイと同様に、大橋幡岩氏の設計コンセプトを磨き上げて、ますます魅力あるブランドに育てて行きましょうという話になりました。
このような方は今の大手ピアノメーカーの中では貴重な存在です。

ピアノの選び方とその問題点

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


NHKの”もうひとつのショパンコンクール”

以前BS1で放映されたピアノ愛好家には興味深い番組ですが、まだの方はNHKのアーカイブスで、ぜひご覧下さい。

特に日本で注目度が高いショパン国際ピアノコンクールですが、採用されたピアノメーカーはヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ファツィオリの4社。

優勝者を出すのはどこのメーカーか?しかし、実はその命運を握るのはピアノではなく調律師たちであったという番組の内容です。



ところでショパンコンクールに正式採用された4社のピアノですが、それぞれの会社の特徴といいますか業務内容は大きく異なります。

世界的にアコスティックピアノ市場が縮小する中でも、日本のヤマハ、カワイは世界的にも電子楽器が強いので楽器メーカーとしてなかなか元気があります。
国内市場ではあまり元気がないのですが、海外市場を含めると健闘していて元気があります。

逆にスタインウェイとファツィオリは高級(高額)なアコスティックピアノだけなので、世界的な市場縮小で市場環境は厳しいものがあります。

特にスタインウェイ社は最近、ムーディーズというアメリカの投資格付け会社から、投資不適格の烙印を押されたことがあります。

その理由の一つとして、毎年縮小する市場規模に対して、高級ブランド(高額)にしては大量生産と云える年間数千台規模で生産するスタインウェイピアノは、市場でそれだけの規模を消化するのが難しいようです。

そんなスタインウェイとは真逆で、ライバルのファツィオリは年間最大でも130台規模のメーカーですので、その生産規模が少ないのが幸いして、むしろ世界的に品不足気味で、経営も安定したしているようです。

そのようことも考えながらコンクールを見ていると、また面白いかと思います。

お薦めブランド ファツィオリピアノ

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