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末永く長く愛せるピアノに必要なこと

1910年製のペトロフピアノ、絵は中村大三郎が大正15年に描いた屏風画で、今でも京都美術館に保存され、今でも京都美術センターで年数回のコンサートに使われています。



 1台のピアノを長く愛用するために大切なこと

車を傷をつけた場合、修理に日数がかかり板金修理も高額なのでそのまま乗ることもありますが、これだと乗るたびに嫌な気持ちになり、早く新型に買い替えたい気持ちなります。

ピアノも同じで、いかに高級ピアノであっても部屋の音響も違い、音色やタッチは万人が良いというものは存在せず、他にも気になるところが必ず出てくるので、演奏するたびにピアノへの愛情が薄くなります。

これを気になるところを無くして、さらに自分好みのタッチと音色に仕上げていくと弾くたびに、いわばピアノに恋をして愛しいピアノになります。

調整を理解せず性能は語れない 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


サイレントピアノの仕組み アップライト編

ヘッドホーンが使えることで人気があるサイレントピアノ(消音ユニット付)ですが、その仕組みを、展示中のヤマハのサイレントピアノ(中古品)を使って少しご説明させて頂きます。



消音ユニットは大きく2つのものが組み込まれています。

①鍵盤の下に設置されたセンサー

このセンサーにより、個々の鍵盤がどのくらいの強さ(速さ)で弾かれたかを感知し、強く弾かれた場合はそれだけアンプの音量が大きくなり、演奏者はそのアンプの音をヘッドホーンで聞くことになります。

②そのままではハンマーで弦を叩いてピアノが鳴りますので、ハンマーが弦を叩く前に、金属のバーにフェルトを貼ったもので、ハンマーを支えているシャンクという棒の部分で強制的に止めます。

上から見たものですが、金属バーがシャンク(ハンマーの取りつけ棒)のストッパーになり、消音時にはハンマーが弦を叩かないように(ピアノの音がしないように)ストッパーで強制的に止めます。

横からの写真ですが、金属のバー(ストッパー)にスポンジ状のものが貼られて、消音時のシャンクの衝撃を緩和しています。


消音ユニットの原理はこんな感じです。

つまり消音時の演奏は内蔵のアンプから電子音のピアノの音が、鍵盤を強く叩けば大きな音で、弱く叩けば小さな音で、ヘッドホーンから聞こえてきます。
つまり生ピアノにデジタルピアノを内蔵した感じになります。

デメリット

最大の問題(デメリット)は、通常のピアノよりアクション調整の工程で寸法を変える必要(接近を多くとる)があるので、消音を使わず普通にピアノを弾いた時に、連打が難しくタッチも重くなり、音もぼやけた感じになりますし、さらに消音時のタッチ感が、弦を叩くのとスポンジを叩くのでは大きな違和感があると思います。。

そのようなサイレントピアノ(消音ユニット)のデメリットがありますので、本当にやむをえず、最後の手段としてサイレントピアノを考えた方が良いと思います。

ピアノの防音対策

 

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植田 信五


№4弊社は調整してからご試弾頂くのが特徴です

メカニカルな部分の調整を終えたので最後は調律と整音で仕上がります

 

 

ハンマーが弦を正しく打弦するようにしてから最適な音色に仕上げていきます

 

 


これで調整・調律・整音が完了し、ようやくご試弾可能となりました。

 

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>>>調整の必要性

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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